
人事用語
2019/09/26
チームビルディング研修の目的とは。研修内容の例など
読了時間:4分
目次
優秀なメンバーばかりなのに、なぜか生産性がなかなかあがらない……。そんな時こそチームビルディングです。
チームビルディング研修の目的と費用
故スティーブ・ジョブス氏は、あるインタビューで「個人では決してなしえないことがチームではなしえる。それがビジネスの素晴らしさである」と語っていました。
チームのパフォーマンスを向上させることは、個人で仕事をさせるよりも大きな成果をあげることがあり、企業全体の生産性向上につながっていくのです。
チームを育成する手法である『チームビルディング』を学ぶための研修を行ってみましょう。
自己理解を深め、チームについて学ぶ
チームビルディング研修の目的は、チームについて学ぶこと、そしてチームの中で自分に何ができるかを考えるため、自己理解を深めることです。
単に必要な人数を集めればチームになるというものではありません。メンバーそれぞれが自分の役割をしっかりとこなし、各自のフォローや連携によって、人数以上のパフォーマンスを出すことが求められます。
そのために必要なのが、お互いの信頼や目的の共有、相互成長です。チームビルディング研修によって、それを学んでいきましょう。
かかる費用はどれくらいか
チームビルディング研修にかかる費用は、社外に依頼する場合と社内で行う場合とでは、かなり異なります。
チームビルディング研修を行う社外の講師に依頼をする場合は、数十万円かかるものがほとんど。コスト的には社外に依頼する方が圧倒的に高額です。社内の場合、費用がかかるのは担当者の人件費や施設費用、資料作成くらいなので安くすみます。ただし、どちらも効果については研修の質に左右されます。
チームビルディング研修では何をするのか

チームビルディング研修では、具体的にどんなことを行うのでしょうか?
インプットする時間を設ける
まずは、チームの果たすべき目的や役割を知り、研修中にどんなことができるようになるとよいか、前提条件を知っておくことが必要です。
車の免許を取るときは、座学と実技の両方を行いますが、先に行うのは座学ですね。それと同じです。
先に知識をインプットし、チームについての基本を学ぶことで、実習でも得られるものが大きくなります。
メンバー同士が理解し合うゲーム
チームメンバー同士の不理解は、仕事において誤解や軋轢を招き、パフォーマンスに支障をきたします。メンバー同士が相互理解を得る機会が必要です。
チームビルディング研修では、ゲームを通してメンバーの考え方を理解したり、普段と違った形のコミュニケーションを取ったりする機会を多く設けています。
ゲームはチームビルディング研修においてメジャーなメニューの一つで、コミュニケーションが取りやすいパーティーゲームなどを用います。
野外、合宿でのアクティビティなど
キャンプやウォークラリー、バーベキューやレジャースポーツを取り入れたチームビルディング研修もあるようです。
開放的な環境で比較的リラックスして挑むことができるため、一歩踏み込んだ交流が可能となります。
合宿などで数日間寝食を共にすれば、普段は見られないメンバーの一面が見られますし、親近感がわきやすくなることでしょう。
共通の体験は合宿が終わってからでも話題にできるので、その後の交流や雰囲気づくりにも役立ちます。
チームビルディング研修の具体例

チームビルディング研修を提供している企業の具体的な研修内容です。
SMBCコンサルティング
人材育成コンサルティングを行っているSMBCコンサルティングでは、ビジネスマナーや社員研修を行っています。
チームビルディング研修には、座学やディスカッション、グループワークなど、チームビルディングのために必要な学習内容が一通り組まれており、内容のカスタマイズも可能。
JTBコミュニケーションデザイン
株式会社JTBコミュニケーションデザインは『エンターテイメント型』のチームビルディング研修を提供しています。
チョコレートの新商品を開発する『チョコレートファクトリー』や、ローラーコースターを作成し、そこにバスケットボールを走らせる『ザ・ローラーコースター』など、ユーモアのある内容です。
ABC Cooking Studioの例
ABC Cooking Studioは、国内会員数28万人の料理教室ですが、チームビルディング研修も提供しています。
チームビルディングについて重要なことを、料理を通じて参加者に教えています。座学の後は料理を通じて、チームの役割や大切さを学びます。1回の研修時間も3~6時間と短め。
チームビルディング研修の形はさまざま
チームビルディング研修の形はさまざまです。
自社の社風と課題にあった研修を行うことで、チームのパフォーマンスの向上や社員のモチベーションアップにつながるでしょう。
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HR大学 編集部
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