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従業員エクスペリエンスの重要性!向上のための具体的な取り組みを紹介

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従業員エクスペリエンスの重要性!向上のための具体的な取り組みを紹介

目次

    人材の流動性が増し、人材を確保する難易度が上がるにつれて、従業員体験(Employee Experience)という言葉が注目を集めています。本記事では従業員体験の重要性、従業員体験向上に取り組む企業や、向上のためのツールについて解説致します。

    従業員エクスペリエンス(EX)とは

    従業員エクスペリエンスとは

    従業員エクスペリエンス(EX)とは、従業員が企業で働くことで得ることができるすべての経験のことを指します。賃金や福利厚生だけでなく、業務を通じての感情や考えたことなども含まれます。

    従業員エクスペリエンスの歴史

    従業員体験は、昨今重視されるようなった流行りのワードです。2015年から2016年にかけてHR系のカンファレンスなどで取り上げられました。従業員の企業へのロイヤリティについては、過去にもいろいろなワードで調査されてきましたが、それらをトータルで考えているのが従業員エクスペリエンスなのです。

    ・従業員満足度(ES)
    従業員満足度は、業務の内容、職場環境、人間関係で測定できる指標です。従業員が企業に従事することで、どれだけ満足できるかという事に焦点を当てています。そのため、従業員がどの程度自発的に企業に貢献したいかということを測ることは指標にはなりません。たとえば優れた福利厚生を導入した場合、それを利用することで満足は得ることができますが、福利厚生があるからといって従業員が自発的に行動し、生産性が上がるとは限りません。

    ・従業員エンゲージメント
    従業員エンゲージメントは、従業員が企業の理念をどれだけ理解しているか、企業の発展に主体的に寄与したいかを測ります。つまり企業と従業員との、信頼関係を測る度合いです。自主的に行動することで自然に生産性があがり、更に企業と従業員の絆が強固になります。

    ・従業員エクスペリエンスは包括した概念
    従業員エクスペリエンスは、従業員満足度と従業員エンゲージメントを包括した概念になります。企業で従事する際に得るすべての体験、経験などが含まれているので、最近では従業員エクスペリエンスがより重視されるようになりました。

    従業員エクスペリエンスは派生用語

    従業員エクスペリエンスは「特定の対象者が得る体験」からくる派生用語です。ある特定の対象者と企業とのすべての接点での体験が、最近では注目されています。

    ・ユーザーエクスペリエンス(UX)
    ユーザーエクスペリエンスは、ユーザーインターフェイス(UI)を含む用語です。UIは、ユーザーが商品やサービスを使用したときの接点を意味し、接点から生み出される全ての体験が、ユーザーエクスペリエンスとなります。

    ・カスタマーエクスペリエンス(CX)
    カスタマーエクスペリエンスは、顧客が商品を購入する前、購入時、購入後に感じる価値を表す概念です。顧客満足度(CS)は、商品を購入後に満足度を測るアプローチであるのに対し、CXは商品を購入する前、後に対するアプローチも行います。

    従業員エクスペリエンスが求められる背景

    従業員エクスペリエンスが求められる背景

    なぜ今日本で、従業員エクスペリエンスが求められているのでしょうか。従業員エクスペリエンスが求められる背景について解説致します。

    従業員エクスペリエンスが求められる3つの理由

    従業員エクスペリエンスが求められる背景としては、企業と従業員との考え方、接し方が大きく変わったことに関係します。

    ・人材の流動性が高まっている
    日本の企業では現在、従来あった企業と従業員の雇用関係である終身雇用制を維持するのが難しくなってきています。シニア人材の活用は企業の大きな課題です。また、転職にネガティブなイメージを持たない世代の人口が増えてきました。終身雇用という前提が崩れたため、企業は優秀な人材にいかに長く働いてもらい、離職を抑制するかに力を注ぐ必要があります。そのため、従業員エクスペリエンスが重視されています。

    ・価値観の変化
    かつての日本では「モノ」に対する価値観が重視されていました。「モノ」を得るための報酬をあげるために、長時間労働もいとわないような働き方も、世間では一般的な考え方でした。一方現在では、消費する「モノ」が溢れ、「体験」に対するニーズが増加しています。働き方改革なども伴い、長時間労働により報酬を上げる事よりも、企業で自分がどのような体験ができるかという事に、従業員の価値観がシフトしています。

    ・口コミサイトの増加
    インターネットが普及するにつれて、企業での働き方についての従業員の生の声を、簡単に知ることができるようになりました。エン・ジャパン株式会社が運営している「light house」では従業員の幅広い口コミを8項目で分類分けし、企業の強みを知ることができます。転職活動での利用だけでなく、学生の就職活動や企業研究でも利用されています。良い口コミが多ければ、応募者も求人に応募しようと思いますが、悪い口コミが多いと避けられてしまうため、従業員エクスペリエンスは重視されています。

    従業員エクスペリエンスの重要性

    従業員エクスペリエンスの重要性

    人材の流動性や希少価値が高まるにつれて、従業員エクスペリエンスに、より注目が集まっています。しかし人材の定着などだけでなく、幅広い効果が従業員エクスペリエンスの向上にはみられます。ここでは、その他の効果や向上させるための方法、実際に従業員エクスペリエンスの向上に取り組む企業について解説します。

    顧客体験の向上など、様々な良い影響につながる

    従業員エクスペリエンスは従業員が企業活動で得た、良い感情についての価値観です。良い価値観は、ダイレクトに顧客に還元されます。

    ・従業員が企業の一番のファンになる
    従業員が自社の商品やサービスのファンであるならば、商品やサービスの良さを最大限に顧客に語ることができるでしょう。良い従業員エクスペリエンスによって、従業員自身が自社のファンになることで、モチベーション向上に寄与し、さらなる顧客体験の向上に結びつきます。

    ・リファラル採用にも影響
    従業員を企業のファンにできると、離職率を低下させるだけでなく、リクルートにも良い影響が出てきます。新卒一括採用や、中途採用など採用のチャンネルは複雑化していますが、近年リファラル採用を行う企業も増えてきました。自社のファンが採用活動をするため、応募者の企業へのミスマッチが少なく、従来の採用より応募者がパフォーマンスを発揮しやすいという特徴があります。リファラル採用についてもっと詳しく知りたい方は「リファラル採用のメリットと成功の秘訣とは?」を御覧ください。

    従業員エクスペリエンスを向上させるための方法

    従業員エクスペリエンスを向上させるにはどのような方法があるのでしょうか。抑えておくポイントについて解説します。

    ・エンプロイージャーニーマップの作成

    エンプロイージャーニーマップとは従業員が入社して退職するまでの体験を可視化し、従業員エクスペリエンスを向上させるプランを策定するときに有効な手段です。

    • 従業員へのヒアリング
    • ペルソナの策定
    • フェーズの分類

    この3つの分類に分けて問題点を抽出していきます。従業員へのヒアリングは、対象者となる従業員が今どのような状況に置かれているか、どのような感情を抱いているかを調査します。ヒアリングをもとにペルソナを設定していきましょう。年齢、家族構成、収入、地位など事細かく設定することで、その従業員が自社においてどのような心象を持つかをイメージしやすくなります。フェーズの分類とは入社から退職までの大きなイベントでどのような体験をするかの分析を指します。分析をもとに、それぞれのフェーズで良い体験、経験を得るにはどうしたら良いか、具体的な方策を設定していきます。

    ・eNPSの活用

    顧客体験の向上でも活用したeNPSを従業員エクスペリエンスの向上に活用することが出来ます。eNPSは親しい友人や身近な人、知人にどの程度おすすめできるかを数値化したものです。0〜10の11段階でスコア化し、企業の推奨者(9〜10)中立者(7〜9)批判者(0〜6)で分類します。eNPSのスコアは、推奨者の割合から批判者の割合を引いたものになります。eNPSが高いほうが、より良い従業員エクスペリエンスを提供できているといえるでしょう。また、社員それぞれがどのような状態にあるかを知ることも重要です。ハイパフォーマーが批判者にいる場合はその原因を突き止めることで、従業エクスペリエンスの向上に寄与することもできます。

    従業員エクスペリエンスを高めるためのツール

    従業員エクスペリエンスを高めるためのツール

    従業員エクスペリエンスを高めるためには定期的なサーベイも有効です。従業員エクスペリエンスを可視化できるツールを紹介します。

    ツール1:クアルトリクス エンプロイ−XM

    クアルトリクスは採用から退職まで、従業員が体験する経験を改善させるためのサポートを行う世界基準のツールです。クアルトリクス合同会社がサービスを提供しています。

    ・従業員の調査を行うことができる
    クアルトリクスは様々なサーベイツールを備えています。パルスサーベイ、ディープサーベイなどにより従業員のエンゲージメントを測定できます。

    ・従業員オンボーディングや福利厚生の最適化も
    新入社員や中途社員の戦力化は、企業にとって急務です。また福利厚生の適正化は、従業員の企業満足度の向上に寄与できるでしょう。クアルトリクスのサービスを利用すれば、その両方に対する従業員の良い体験を提供できるでしょう。

    ツール2:EXintelligence

    EXintelligenceは国産の従業員エクスペリエンスを定量化できるクラウドサービスです。タレントマネジメントシステムで顧客満足度No.1を獲得した株式会社HRBrainがサービスを提供しています。

    ・情報の収集
    従業員の体験を網羅的に収集します。採用から退職までの16フェーズにおける課題を定量化でき、従業員体験の期待値と実感値のギャップを定量化できます。

    ・分析から実行
    情報を収集し、採用から退職における問題点を把握でき、早期離職を防止できます。課題の優先順位が自動化されるため、改善すべき項目が明確になります。

    【まとめ】人材管理・タレントマネジメント・人事育成戦略をカンタン・シンプルに

    従業員エクスペリエンスは、人材の希少性が進むにつれて、ますます重視されていくでしょう。顧客エクスペリエンスと同様に、従業員が企業活動を通じて得る良い体験は、さらなる企業価値の向上につながるでしょう。今までは定量化が難しかった体験も現在ではEXintelligenceなどの定量化できるツールがありますので、従業員エクスペリエンスの向上に課題を抱えている企業は、導入の検討をおすすめ致します。

    HRBrainは従業員エクスペリエンスを向上し企業と人材を確かな成長につなげるタレントマネジメントシステムです。

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    HR大学 編集部

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