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研究に人材データベースを活用して成果を出すためのポイントとは?

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研究に人材データベースを活用して成果を出すためのポイントとは?

目次

    本記事の内容は作成日または更新日現在のものです。本記事の作成日または更新日以後に、本記事で紹介している商品・サービス・企業・法令の内容が変更されている場合がございます。

    研究に活用できる人材データベースとは

    研究に活用できる人材データベースとは

    まず初めに、研究に活用できる人材データベースとは何か解説します。

    人材データベースとは 

    人材データベースとは、従業員のデータを蓄積したデータの集合体のことです。性別や年齢といった従業員の基本情報から、評価や給与、スキルといった従業員に関するあらゆるデータを蓄積します。

    データベースに関してより詳しく知りたい方は、「人材データベースとは?構築方法とおすすめソフトを紹介!」をご覧ください。

    人材データベースを用いた研究とは

    従業員のあらゆるデータを蓄積した人材データベースを活用し、人事に関する様々な研究を行うことが可能です。例えば、

    • 自社のハイパフォーマンス人材の特徴の研究
    • 離職者の特徴と離職理由を用いた離職可能性の研究
    • 自社で活躍する人材の特徴を見出す研究

    等があります。研究は、採用・育成・離職まで多岐に渡り、自社の人事戦略に大いに役立てることが可能です。こういった研究をピープルアナリティクスと言い、HRテクノロジーの発達とともに注目を浴びています。

    ピープルアナリティクスについて詳しく知りたい方は「ピープルアナリティクス~Googleが注目する人事の問題解決手法~」をご覧ください。

    研究に活用できる人材データベースに必要な要素

    研究に活用できる人材データベースに必要な要素は大きく2つあります。

    ・十分な量のデータがある

    1つ目が「十分な量のデータがある」です。折角データベースを作ってもその中にあるデータが少ししかなければ、研究で有意なデータを得ることは難しいです。データ量はあればあるほど良い研究結果を得られやすいので、可能な限り人事データを蓄積しましょう。

    ・研究活用を見据えたデータベース設計

    2つ目が「研究活用を見据えたデータベース設計」です。蓄積するだけではなく、研究がしやすいようなデータの入れ方やデータベースのシステム構築を行いましょう。具体的には

    • BIツールや、統計解析ツールなど他システムとの連携がしやすい
    • 任意のデータ出力が簡単にできる
    • 新規データ項目の追加や蓄積が簡単にできる

    といった設計が挙げられます。

    人材データベースを活用した研究で得られる効果

    人材データベースを活用した研究で得られる効果

    人材データベースを活用した研究はどういう効果が得られるのでしょうか。研究によって、人事や経営が得る効果を解説します。

    効率の良い人材育成

    1つ目が「効率の良い人材育成」です。人材データベースを活用した研究によって、

    • ハイパフォーマーの特徴
    • 従業員一人一人の特徴

    といったことを把握することができます。

    そういった研究成果から、従業員一人一人に最適な人材育成プランの提供が可能になり、またハイパフォーマーに必要なスキルの習得を図ることで効率の良い人材育成を行うことが可能です。

    データドリブンな意思決定

    2つ目が「データドリブンな意思決定」です。人材データベースを用いた研究は定量的なデータを提供することができます。研究によって提示された定量的なデータに基づくことで、意思決定がしやすく、今後にとって良い判断をする確率が高まります。

    データドリブン人事について詳しく知りたい方は「データドリブン人事(HR)とは?活用例・ツール・手法・本・資格を解説」をご覧ください。

    戦略人事の推進

    3つ目が「戦略人事の推進」です。戦略人事とは、戦略的に人事を行うことです。財務戦略や経営戦略は多くの数値データに基づいて立案され、実行されます。それらと同様に、人事戦略も人材データベースを用いた研究で得られた数値データを活用することで、実効性の高い戦略人事を行うことができるようになるでしょう。

    戦略人事について詳しく知りたい方は「【人事部必見】「戦略人事」とは?経営戦略を実現する人事を徹底解説します」をご覧ください。

    研究成果を出すためのポイント

    研究成果を出すためのポイント

    研究成果を出すためには、ただ人材データベースを作り活用するだけでは足りません。ここでは、研究成果を出すために気を付けるべきポイントを解説します。

    研究に使いやすいデータベース設計

    まず、設計段階のポイントです。研究に活用することを見据えて、使いやすいデータベース設計を行いましょう。

    • 今後データ分析をするにはどういうデータ項目が必要なのか
    • どういうデータ形式だと使いやすいのか

    などを考えて設計します。また、従業員に関する全てのデータは、従業員一人一人に割り当てたユニークIDに紐づけるようにしましょう。同姓同名によるデータの混同を防ぎ、データ管理がしやすくなります。

    分析のしやすいシステム構築

    次に「分析のしやすいシステム構築」です。設計したデータベースどのシステムを用いて構築するのかは、データベースの使い勝手に大きく影響します。データベース構築に使えるシステムを3つ、特徴とともに紹介します。

    ・Microsoft Access

    AccessはMicrosoftが提供するデータベースソフトです。Officeを契約していれば使える場合が多いため、多くの企業ですぐにでも使えるでしょう。表計算ソフトであるExcelとは異なり、データベース管理に適したソフトのため、100万件を超えるような大量のデータを扱うことが可能です。

    ・MySQL

    MySQLとは、無料で使えるデータベース管理システムです。無料で使え拡張性や自由度が非常に高いですが、プログラミング言語の知識が必要な部分もあるため扱う難易度が高いです。活用できる人材にエンジニアがいれば、MySQLでのデータベース構築を検討してもいいかもしれません。

    ・タレントマネジメントシステム

    タレントマネジメントシステムとは、従業員に関する情報を、1つのデータベースに一元的に管理する人材データベースの機能を持ち、人材配置や育成などの人事戦略に活かすシステムのことです。非エンジニアにも使いやすいUIUXですが、AccessやMySQLに比べ費用がかかる傾向があります。

    タレントマネジメントシステムについて詳しく知りたい方は「【人事監修】現場で使えるタレントマネジメントシステムとは?サービス比較・選び方のポイント」をご覧ください。

    BIツールとの連携による可視化

    次に「BIツールとの連携による可視化」です。BIツールとは、Business Intelligenceツールの略で、データベースにあるデータを分析・可視化し、迅速な意思決定をサポートするツールです。人材データベースとBIツールを連携することで、膨大なデータから人材の情報を常にリアルタイムで可視化できます。知りたいときに知りたい情報を図表で見ることもできる事から、研究だけでなく会議や経営の意思決定にも活用できるため人材データベース活用には必須といえるでしょう。

    人材データベースを活用した研究事例

    人材データベースを活用した研究事例

    人事データベースを活用して研究を行った結果、どのような成果が得られるのでしょうか。ここでは実際に成果が出ている事例を紹介します。

    事例1:ヤフー株式会社

    ヤフー株式会社は分析用のデータ基盤として、データベースを構築しています。ヤフー株式会社では、整理したデータベースの一領域をデータマートと呼び、データマートにデータを集めています。集約したデータを用いて、退職率の分析、ハイパフォーマー分析等を通して、自社の従業員の傾向を研究しています。そして研究で分かったデータをある一定以上の役職以上に可視化した状態で共有することで、組織マネジメント等に活用することができています。

    事例2:株式会社セプテーニ・ホールディングス

    株式会社セプテーニ・ホールディングスは、過去20年以上蓄積してきたセプテーニグループの人材データを1つのデータベースに集約し研究活動に活用しています。研究分野は採用・育成・離職まで幅広く行われており、研究成果は「DHRP」というサイトにて公開されています。その他にも、研究成果を用いた人事施策をグループ内で行ったり、研究成果をサービス化し他社に提供するなど、人材データベースを基にした研究によって様々な成果を出し続けています。

    事例3:株式会社日立製作所

    株式会社日立製作所は、グローバルを含めたグループ全体の人事データを1つのシステムに集約し、人材データベースを構築しています。膨大な人事データとAIを活用することで、人材を可視化することでこれまでの「勘・経験・度胸」の人事から脱却を目指し活動しています。実際に採用領域から分析・研究を始め、データから導き出された研究成果をもとに新卒採用の人材ポートフォリオの検討を行うなど、研究による成果を人事施策に落とし込んでいます。

    【まとめ】人材データベース構築をカンタン・シンプルに

    今回は、人材データベースを活用した研究について解説しました。

    研究に使えるデータベース構築に重要なのがシステム選定です。使いづらいシステムでは研究も進まず、成果は出にくくなります。そこで、人事データベース構築におすすめのシステムがタレントマネジメントシステムです。タレントマネジメントシステムは自動で従業員データが蓄積されるシステム設計が可能な場合が多く、維持管理に手間がかかりません。

    HRBrainは、従業員の目標設定から評価までのオペレーションの全てをクラウド上のソフトウエアで効率化するタレントマネジメントシステムです。MBOやOKR、1on1などの最新のマネジメント手法をカンタン・シンプルに運用可能で、従業員データを蓄積することができます。

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    HR大学 編集部

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