人材コンサルティングとは?人材コンサルになるためのポイントを紹介!
- 人材コンサルティングとは
- 業務内容
- 人事(組織)コンサルティングとの違い
- 人材コンサルタントになるには
- 得られるスキル
- 人材コンサルタントになるには
- 人材コンサルタントのキャリア
- 事業会社における人材開発部門
- 大学などで学生を対象としたキャリアカウンセラー
- 独立
- 人材コンサルティング会社の紹介
- 株式会社リクルート(サービス名:リクルートエージェント)
- パーソルキャリア株式会社(サービス名:DODA)
- ロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社
- 納得度の高い人事評価制度の構築をHRBrainコンサルティングで実現
- HRBrainコンサルティングの特徴
人材コンサルティングは、相談者のキャリア開発に関わる重要な業務になります。
今回は、人材コンサルティング業務に従事する人材コンサルタントに焦点をあて、就職または転職するためにはどうすべきかを中心に解説します。
ゼロから作る人事制度設計マニュアル
人材コンサルティングとは
人材コンサルティングの業務内容や他人事系コンサルティングとの比較を解説します。
業務内容
人材コンサルタントは2種類の業務に大別できます。ここでは大手人材紹介会社を例にその業務内容をご説明します。
リクルーティングキャリアアドバイザー業務
人材を探している企業向けの業務となります。具体的には、新規開拓営業、企業との採用要件の打ち合わせや求人票の作成などがあります。
キャリアキャリアアドバイザー業務
仕事を探している求職者向けの業務になります。具体的には、求職者の集客、求職者との面談・キャリアカウンセリングや求人紹介などがあります。
人事(組織)コンサルティングとの違い
人事(組織)コンサルティングと意味が混同しているケースが散見されますが、人事コンサルティングと人材コンサルティングは別物です。その違いを整理します。
人事(組織)コンサルティングとは
業務内容は、企業の経営課題、人事課題を分析し、原因を明らかにすることです。そしてその課題に対して、解決のためにどのようなアプローチをすべきか解決策を考え企業に提案します。 その後、アドバイスや効果測定などを行いながら、企業の求める理想的な経営をサポートします。
このことから、キャリアアドバイザーとしての業務が主になる人材コンサルティングとは全くの別物となります。
人材コンサルタントになるには
人材コンサルタントになることで得られるスキルや、人材コンサルタントになるためのポイントを解説します。
得られるスキル
人材コンサルタントになることで得られるスキルを3つ紹介します。
ヒアリング力
求職者をはじめ、企業の経営者や人事担当者などから様々な悩みや問題をヒアリングします。そして、現状の問題点やこれから何がしたいのかといった話の内容を整理し、相手の言葉や話し方から性格や適性などを見抜く力を得ます。
コミュニケーション力
人材コンサルタントは、相談者が思い描くキャリアの実現をサポートしてゆく姿勢が求められるため、基本的には相手を否定しないコミュニケーションが大切になります。そのためにも適切なアドバイスを見出すことで、高いコミュニケーション力を養います。
情報収集力
その人に合った適正職種や求人を探すこと、そして企業コンサルティングのために現在の労働市場や相談者の特性などを知ることで情報収集能力が養われます。
人材コンサルタントになるには
人材コンサルタントになりたい学生や転職を検討している社会人に向けて、求められる要素を解説します。
学生向け
基本的には相談者とマンツーマンで対話することが多いため、人と関わることが好きであることが大前提としてあります。また、相談者のパーソナリティーを十分に理解する必要があるため、相手の話をよく聞き、気持ちをくみ取るコミュニケーション能力と、洞察力の高さが問われます。誰かのために役に立ちたい、困っている人を助けたいという気持ちを持つ人にも向いています。
社会人向け
人材コンサルタントは比較的幅広い業界・職種から転身することが可能です。
業界未経験でも営業経験・人事経験がある方は親和性があります。また、人材紹介会社では業界ごとにチームがあったり、業界特化型の人材紹介会社もあったりするため、コンサルファーム、IT、金融、メーカーの研究職など特定の分野で経験・実績がある方は歓迎されます。外資系の人材紹介会社では英語が必要とされることがあります。
人材コンサルタントのキャリア
人材コンサルタントになった後のキャリア展望について3つの例から説明します。前提として、コンサル会社・転職支援会社からの転職を想定します。
事業会社における人材開発部門
事業会社の人材開発部門などに転職することで、その会社の人材育成方針に沿った従業員のキャリア開発に関わることができます。また、キャリアカウンセリングを行うことで、従業員一人ひとりのキャリアを見出すサポートをすることができます。
人材育成に関してより詳しく知りたい方は、「【人事必見】人材育成とは?目的や考え方を紹介」をご覧ください。
大学などで学生を対象としたキャリアカウンセラー
学生一人ひとりのパーソナリティを理解し、将来思い描くキャリアビジョンを実現させるような支援に携わることができます。社会人経験のない学生にどのように寄り添い、適切なアドバイスができるかがポイントになります。また、積極的に業界情報や採用情報を掴む必要もあります。
独立
これまでのキャリアで築いてきた経験や人脈を活かして、独立することも可能です。自分の裁量で学生や社会人問わず、人材コンサルタントとして活躍することができます。個人である分、金銭的な報酬を期待できますが、プロモーションや人脈をいかに活用できるかがポイントになります。
人材コンサルティング会社の紹介
内資と外資企業、合わせて3社紹介します。
株式会社リクルート(サービス名:リクルートエージェント)
キャリアアドバイザーが転職希望者の転職をサポートする「転職エージェント」です。自分で求人を探し、応募する求人サイトとは異なり、キャリアドバイザーが転職に関する相談や非公開求人を含めた求人の紹介、企業への応募や面接の日程調整なども行います。また、キャリアアドバイザーは業界、職種、地域ごとの担当制で今までの実務経験を生かし、転職希望者の転職をサポートしています。
リクルートエージェントの歴史は約40年、長い歴史で積み重ねた転職ノウハウと企業からの信頼があります。
パーソルキャリア株式会社(サービス名:DODA)
個人顧客に対し、キャリアカウンセリングを通じて転職・キャリア相談に乗ったり、求人を紹介する従来型のサービスに加え、現在は非対面型の人材紹介も展開しており、遠隔地の方や多忙でキャリアカウンセリングを受けられない人に対してもサービス提供できるようになっています。
モットーは、いかに可能性を見つけ、広げていけるかが、企業と個人、双方のニーズを叶える上で重要であるということです。
ロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社
主に外資系・日系グローバル企業におけるバイリンガルの転職・採用支援において、約20年にわたり信頼と実績があります。
世界有数のグローバル企業をはじめ、ベンチャー企業や中小企業に至るまで、幅広い企業の求人を取り扱っており、専門分野は製造業、IT、金融、小売、ヘルスケア、自動車、エネルギー、化学、オンライン、サプライチェーン、不動産など多岐に渡ります。
同社の強みはヘッドハンティングです。転職市場に出てこないスペシャリストを紹介することができます。
納得度の高い人事評価制度の構築をHRBrainコンサルティングで実現
現行の人事制度に関してこのようなお悩みはありませんか?
「評価制度が上手く機能しておらず、運用が形骸化している…」
「評価者ごとに評価基準にバラつきがあり、社員から不満が出ている…」
「自社に合った評価制度をゼロから構築したいが、何から着手すればよいかわからない…」
人事制度コンサルティングを活用することで、自社にはない知見を取り入れながら、最適な人事制度構築が可能になります。
また、人事コンサルタントのサポートから新しく人事制度を導入したものの、制度の運用が上手く行かず、新たに別の人事コンサルタント企業に依頼することで、課題が解決した事例もあります。
人事制度に関する課題を感じた際には、一度HRBrain コンサルティングへの相談を検討してみてはいかがでしょうか。
HRBrainコンサルティングの特徴
業種・規模・目的に応じた100社100通りの柔軟な人事評価制度構築
評価制度は経営層と社員が対話するための共通言語であると捉え、お客様の「今」と「未来」に最適な制度設計を実現します。
制度構築だけでなく、制度定着まで中長期的に運用サポート
評価制度の構築だけで終わらず、制度の移行スケジュールの作成や制度説明会、評価者・被評価者研修に加え、制度の定着までをサポートし、組織の成長を生み出します。
“シリーズ累計2,500社以上”※ 業界トップクラスのサービス運用実績!
創業以来、累計導入社数2,500社以上であるHRBrainシリーズ(タレントマネジメントシステム、組織診断サーベイ、労務管理クラウドなど)の運用支援をしています。あらゆる業種業態の成功事例・失敗事例を共有しながら、お客様とともに各社の特徴・ご要望に合わせた評価制度構築を提供します。
※2023年9月時点
おすすめ記事
- アサーティブコミュニケーションとは?意味と職場での例や話し方と伝え方のポイントを解説#人材育成2024/12/09
- アクティブリスニングとは?効果と実践方法や注意点を簡単に解説#人材育成2024/12/02
- ワークショップとは?意味やビジネスでのやり方について分かりやすく解説#人材育成2024/11/11
- ワークエンゲージメントとは?意味と測定方法や尺度と高める方法について解説#人材育成2024/10/16
- メンター制度とは?意味と導入手順やメリットとデメリットやいらないと言われる理由について解説#人材育成2024/10/07
- 意欲的とは?意味と積極的との違いや意欲的に働くことのきっかけやメリットについて解説#人材育成2024/09/26