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ピッチはプレゼンテーションとは違う?基本的な意味からピッチが上手くなる方法やイベントを紹介!

ピッチの事例を解説

ピッチはプレゼンテーションとは違う?基本的な意味からピッチが上手くなる方法やイベントを紹介!

目次

    ピッチとは?

    ピッチとは?

    よくIT業界や広告業界などで使われる、短いプレゼンテーションのことを「ピッチ」といいます。ここではピッチの基本的な意味を押さえつつ、プレゼンテーションとの違いについて説明します。

    ピッチの意味

    「ピッチ」の一般的な意味ビジネスシーンにおける意味を説明します。

    単語の意味と語源
    ピッチとは、一般的には「同じことを続けて行ったり、物事を一定間隔で繰り返して行ったりする場合の速度・回数」を意味します。また他の意味では、野球において「投手が球を投げること」、「音の高さ」などを表す際にも使われます。

    また、ピッチの語源は英語のpitchで「投げる」「設営する」「調節する」「設定する」という意味があります。

    ビジネスシーンでの意味
    一方でビジネスシーンにおける意味は「短い時間・簡潔な言葉で相手に提案を伝えること」を意味します。

    プレゼンテーションとの違い

    ピッチの類義語として「プレゼンテーション」がありますが、ここではその両者の違いを説明します。

    意味合いの違い
    プレゼンテーションは主に「特定の顧客に向けて行われること」が多いのに対し、ピッチは主に「初めて会う相手や不特定多数の人に向けて行われること」が多いです。また、ピッチは多くの場合その分野に興味・知識がない相手に向けて行われるため、共感しやすいことや内容がわかりやすいこと、簡潔であることが求められます。

    プレゼンテーションについて、詳しく知りたい方は「 プレゼンテーションが得意になる!構成から話し方まで解説します」をご確認ください。

    ピッチの種類

    ピッチの種類

    ビジネスシーンで使われるピッチには幾つか種類があります。それぞれのピッチについて解説します。

    ビジネスシーンにおけるピッチの種類

    以下4つのピッチについて説明します。

    エレベーターピッチ
    エレベーターピッチとは直訳すると、「エレベーターが行先階に着くまでの間に自身の提案を強力に売り込む話し方」となります。アメリカのシリコンバレーでは、起業家が投資家に対してプレゼンテーションができる権利を得るための話し方として有名です。しかし、このエレベーターピッチのたった数十秒間で全ての意思決定が決まるわけではなく、あくまでも次のプレゼンや会議に繋がる「きっかけ作り」と位置づけられています。

    コンテストピッチ
    コンテストピッチとは、「コンテストなどのイベントで起業家が投資家などの審査員に対して自らの事業計画をプレゼンテーションすること」です。イベントによっては審査員からのメンタリングを受けることが出来る、優秀者に対して賞金が進呈される、出資検討をしてもらえるなど様々な特典を得られる形式もあります。

    ツイッターピッチ
    ツイッターピッチとは、「TwitterなどのSNSで事業を想像させる一言を投稿することで、その事業に興味関心のある投資家を募ること」です。例えば、「医者のクラウドワークス」や「TikTokのUUUM」など比喩表現を使うと効果的とされています。

    インベスターピッチ
    インベスターピッチとは、「30分程度のまとまった時間をもらって投資家に対して行うピッチのこと」です。また、検討が進んだ時にデューデリジェンスの一部として行われるマネジメント・プレゼンテーション(ピッチ20分、質疑応答40分)も、インベスターピッチと言われています。

    エレベータピッチを行うメリット

    エレベータピッチを行うメリット

    ここでは「エレベーターピッチ」に焦点をあて、ビジネスパーソンがエレベーターピッチに取り組むことで得られるメリットを説明します。

    得られるメリット

    以下3つの得られるメリットを紹介します。

    自分の考えを整理でき、よりよい提案へつながる
    起業家は、提案する事業の細部まで作り込み、きちんと理解しているため、説明「具体度」は一定程度高めていると思います。一方で、その事業を資金調達などの目的で、外部へ端的に説明するためには、「抽象度」を高める必要があります。

    つまり、エレベーターピッチに取り組めば、その事業の「具体化」と「抽象化」を繰り返すことになり、自分の思考・考えが整理され、更なる事業内容のブラッシュアップを期待できます。

    時間を有効活用でき、あらゆるコストを削減できる
    限られた時間の中で提案内容の魅力を最大限伝えるため、提案する側(起業家)と提案される側(投資家)のコスト(時間、別の提案や意見を聞けなくなる機会損失など)を削減することができ、お互いにとってWin-Winな場となることを期待できます。

    コミュニケーションの質が上がる
    起承転結が数十秒間の中に凝縮されているため、エレベーターピッチを多く経験すればするほど、相手に何を伝えたいのか、話のプロセス、訴求ポイントを端的に伝える、などの面でコミュニケーションの質が高まることを期待できます。

    ピッチを上手に行うためポイント

    ピッチを上手に行うためポイント

    習得するとさまざまなメリットが得られるエレベーターピッチですが、どのようにすれば上手に行うことができるのでしょうか。ここでは実際にエレベーターピッチを作成し、実践するまでのポイントについて、手順を追って説明します。

    GTCメモの作成

    限られた時間の中で、はじめて人と話すときや、緊張で言いたいことを忘れてしまうとき、会話の目的を見失ってしまうことはないでしょうか?そのような時のために、事前に「GTCメモ」を用意しておくと安心です。

    GTCメモの要素分解
    「G」、「T」、「C」について要素別に説明します。

    GTCメモ

    構成する3ポイント(『フック』『ポイント』『クロージング』)
    エレベーターピッチの説明の流れは、「フック」→「ポイント」→「クロージング」となりますが、エレベーターピッチを作成する時は「フック」を最後に考える点がポイントです。以下に「GTCメモ」と「3ポイント」を織り交ぜ、作成するプロセスに沿って内容を説明します。

    3ポイント

    内容作成後のポイントについて
    具体的な話の内容が固まった後は、本番に向けて、専門用語のチェック、具体性のある内容かどうか確認する、エレベーターピッチの本番練習、などを行う必要があります。

    ベンチャー企業などが行うピッチイベントとは

    ベンチャー企業などが行うピッチイベントとは

    日本のあらゆるところで、起業家と投資家をマッチングさせる「ピッチイベント」が開催されています。

    「ピッチイベント」とは何か(概要・目的)

    日本のあらゆるところで、起業家と投資家をマッチングさせる「ピッチイベント」が開催されています。

    概要
    「ピッチイベント」は「ピッチコンテスト」とも言われます。一般的にはスタートアップの起業家が投資家などに対して、自社の技術やサービスをプレゼンしたり、ベンチャー支援の企業や投資会社が、スタートアップ企業や起業家個人に対してプレゼンをする機会を提供したりする取り組みのことを指します。

    実施目的
    企業や組織が「ピッチイベント」を行う目的は「ビジネスチャンスを模索する」、「企業内外に開かれた交流の場を設ける」などが挙げられます。

    ピッチイベント開催事例

    実際のピッチイベントの事例を2つ紹介します。

    事例1:Morning Pitch
    Morning Pitchは、毎週木曜AM7時から開催している、ベンチャー企業と大企業の事業提携を生み出すことを目的としたピッチイベントです。 毎週5社のベンチャー企業が、大企業・ベンチャーキャピタル・メディア等のオーディエンス約200~300名に対しピッチを行います。 2013年1月から開始し、2020年12月時点で全350回超、累計1,700社超のベンチャー企業が登壇しています。 デロイト トーマツ ベンチャーサポート株式会社、野村證券株式会社の2社が幹事となり開催しています。

    事例2:HVC KYOTO
    業界・業種特化型のピッチイベントもあります。 HVC KYOTO は、ヘルスケア分野でグローバル市場への飛躍を目指す革新的なベンチャーを支援する、英語ピッチイベントです。

    ヘルスケア分野の最先端企業が集積する京都で2016年に発足以来、ベンチャー・研究者と大企業・ベンチャーキャピタル(VC)がライフサイエンスの未来を語り議論を深める場として、日本貿易振興機構・京都府・京都市・京都大学・KRPのオール京都で毎夏開催しています。

    【まとめ】スキル管理・人事育成戦略をカンタン・シンプルに

    「ピッチ」についていかがでしたでしょうか。起業家向けのテーマでなく、ビジネスパーソンであれば誰でも業務を行う上で常に意識しておきたいテーマです。本記事を通じてインプットだけでなく、実際のビジネスの場に落とし込んで頂ければと思います。

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    HR大学 編集部

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