#人材育成
2022/03/31

クラウドスキル管理とは?必要性と導入効果、おすすめのツールを紹介

目次

    クラウドスキル管理とは

    クラウドスキル管理とは

    そもそも「クラウドスキル管理」という言葉自体がわからないという方もいると思います。

    まずは「クラウド」と「スキル管理」それぞれの言葉の意味を解説します。

    クラウドとは 

    クラウドは英語で「雲」を意味します。なぜ雲なのかは諸説ありますが、コンピューター技術者たちがネットワークのことを雲で表すことが多かったため、クラウドと名付けられたと言われています。

    つまりクラウドとは「ネットワーク」のことであり、パソコンやスマホなどでいつでもどこでもアクセスできる仕組みのことを言います。地上から雲の上にある情報を取ってくるイメージをしていただければわかりやすいでしょう。

    現代ではシステムのほとんどがクラウドの技術を用いており、給与明細書や勤務表もクラウド化され、いつでもどこでもアクセス可能になっています。

    スキル管理とは

    スキル管理とは技術や知識、資格などの「能力を管理」することです。

    たとえば、人事部門の従業員Aさんは「採用と研修」ができる。従業員Bさんは「給与計算と就業規則の作成」ができるなど、従業員ひとり一人のスキルを可視化して管理することをスキル管理といいます。

    スキル管理をすることで、それぞれの強みや弱みが把握でき、足りないスキルを補強したり、活かせるスキルを活用したりなど、人材育成や人材配置の検討資料として活用することができます。

    さらにスキルマップの作成について詳しく知りたい方は「スキル管理とは?必要性や方法、スキルマップの作り方について解説」をご確認ください。

    スキル管理の必要性

    スキル管理の必要性

    ここからは、なぜスキルを管理する必要があるのか解説をします。

    従業員のスキル獲得の意欲が向上

    スキル管理は従業員のスキルを可視化する仕組みです。従業員自身で自分に足りないスキルが把握できるため、スキルを獲得するための意欲を向上させる効果があります。

    教育計画の進捗が確認できる

    管理する側からすると、スキルが見える化されることで従業員の教育計画を立てやすくなります。計画を元に従業員の育成を行い、現状を随時確認することで教育計画が上手くいっているか、修正が必要かの判断がすばやくできるようになります。

    引継ぎがスムーズにできる

    定年退職や育児休業などで欠員が出るときに、その従業員が持っていたスキルが把握できるため、引継ぎのスケジュールが立てやすくなります。また引継がれる従業員側としても、何を引継がれるかがわかりやすくなるため、スムーズに引継ぎができます。

    クラウドスキル管理を導入するメリット

    クラウドスキル管理のメリット

    スキル管理をクラウドにすることで、どんなメリットがあるのかを解説します。

    全従業員のスキルを一元管理

    システムを導入していない多くの企業がエクセルを用いてスキルを管理しています。しかしエクセルだと、部署ごとやチームごとにファイルを分けて作成するため、全従業員のスキルを把握するには手間がかかってしまいます。

    しかしクラウドスキル管理を導入すれば、全従業員のスキルを一元管理することが可能です。検索機能を使えば知りたい情報がすぐに手に入り、人事異動による情報更新や組織改定の対応などの作業時間も短縮されます。

    資格の更新漏れがなくなる

    クラウドスキル管理を導入すると、資格の更新が自動的に通知されるようになります。医療薬品の開発や、技術免許が必要な製造会社では免許の更新が必須です。エクセルで管理している場合は、人の目で更新時期を確認しなければいけないため、更新漏れが発生することもあります。

    クラウドスキル管理を導入することで更新時期をシステムが管理しているため、資格の更新漏れがなくなり、安全性と信頼性を保つことができます。

    人材の検索・最適配置が可能になる

    新しいプロジェクトや組織を作る際に、適正な人材を検索しやすくなります。クラウドによって経営者が従業員のスキルを把握しやすくなり、新たな人材の発掘や最適な配置がすばやく判断できるため、事業戦略としても活用ができます。

    クラウドスキル管理ツールの紹介

    クラウドスキル管理ツールの紹介

    最後におすすめのクラウドスキル管理ツールを3つご紹介します。

    SKILL NOTE

    SKILL NOTEは、製造業・建設工事業を中心に多数の企業で導入されているシステムです。

    スキルマップで組織の力量を見える化し、教育訓練記録や免許の更新記録も一括で管理が可能です。またISO品質管理の帳票がワンクリックで作成ができるため、管理部門の作業時間短縮にも活用できます。

    COCOREPO

    COCOREPOは初期費用0円で、かつ低価格のクラウドスキル管理システムです。

    プロジェクトごとにスキル管理ができる機能や、社内外のメンバーをすぐに確認できる機能、従業員の評価を5段階で評価できる機能など、多機能でかつ見やすいシステムです。

    HRBrain

    HRBrainは資格やスキル管理だけでなく、あらゆる人材データを集約して一元管理できるタレントマネジメントシステムです。

    人事評価や面談記録なども集約できるため、従業員の情報がすべてHRBrainで管理できます。

    クラウドスキル管理を可能にしたHRBrainでは無料トライアルを実施中です。ぜひ実際に目で確かめてみてください。

    【まとめ】クラウドスキル管理で人事育成戦略をカンタン・シンプルに

    クラウドスキル管理は従業員のスキルを一元管理できるだけではなく、人材教育や事業戦略にも活用できるシステムです。

    従業員のスキルを見える化することにより、適材適所で人材を活用することができます。

    HRBrainはスキルと人材を確かな成長につなげる人事評価クラウドです。

    HRBrainは、従業員の目標設定から評価までのオペレーションの全てをクラウド上のソフトウエアで効率化するサービスです。MBOやOKR、1on1などの最新のマネジメント手法をカンタン・シンプルに運用することができます。

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    HR大学編集部
    HR大学 編集部

    HR大学は、タレントマネジメントシステム・組織診断サーベイを提供するHRBrainが運営する、人事評価や目標管理などの情報をお伝えするメディアです。難しく感じられがちな人事を「やさしく学べる」メディアを目指します。