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フォロワーシップとは?その意味やリーダーシップとの関係を解説!

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フォロワーシップとは?その意味やリーダーシップとの関係を解説!

目次

    本記事の内容は作成日または更新日現在のものです。本記事の作成日または更新日以後に、本記事で紹介している商品・サービス・企業・法令の内容が変更されている場合がございます。

    フォロワーシップとは

    拳骨を合わせる4人の手

    フォロワーシップは、今日の組織に必要な力とされ注目されています。フォロワーシップの意味や、フォロワーシップが発揮されている具体的な行動例について解説したいと思います。

    フォロワーシップの意味 

    フォロワーシップとは、組織のゴールに向かって行動することで、能動的にリーダーや他のメンバーに働きかけることをいいます。

    フォロワーシップの具体的な行動例

    フォロワーシップを発揮している行動の例をご紹介します。

    ・リーダーに対して積極的に自分の意見を伝える
    リーダーの考えに疑問を感じた場合、積極的に意見を伝えます。そうすることで、リーダーに新たな気付きを与えることができ、議論を深めることができます。 また、リーダーと議論をすることで、フォロワーはマネジメント側の視点を学ぶこともできます。

    ・リーダーの最終決定を受け入れる
    最終決定権がリーダーにあることを理解し、自分の意見が受け入れられなかった場合でも、最終決定を受け入れます。リーダーとの良好な関係を築くためにも大切です。

    ・より多くの人々への貢献を考える
    自分や自分のチームのことだけでなく、組織全体やステークホルダーのことを考えて行動するのが良いフォロワーと言えます。

    フォロワーシップが注目される背景

    仕事をする2人の女性

    フォロワーシップが注目される背景には、主に次の3つがあります。

    ロバート・ケリーの研究

    フォロワーシップの提唱者であるロバート・ケリー教授の研究では、組織の成果に対してリーダーが及ぼす影響力は1~2割程度で、8~9割はフォロワーが影響を及ぼすことを示されています。この研究結果から、フォロワーシップを活用することが組織全体へ好影響を与えると考えられるようになりました。

    リーダーシップの弱体化

    リーダーのみの力でチームを率いることが難しくなった社会背景もあります。

    バブル崩壊後の人員削減などの結果、日本企業ではプレイングマネージャーが増加しました。 産業能率大学が2018年に行った「第4回上場企業の課長に関する実態調査」では、99.2%の課長がプレーヤーとマネジャーを兼務しているという結果が示されています。さらに、「プレーヤーとしての活動がどの程度マネジメント業務に支障があるか」との質問に対しては、「とても支障がある」または「どちらかと言えば支障がある」と回答した人が 59.1%に達しています。

    このように、現代はリーダーのみに組織づくりを任せるのは難しい状況にあり、そのため、リーダーをサポートし、チームを健全な方向に導くフォロワーシップの必要性が増しているのです。

    価値観の多様化

    価値観が多様化する現代では、リーダー1人の意思決定が、社会の情勢やニーズに適応するとは限りません。フォロワーシップが発揮されることで、適切な意思決定につながる可能性が高くなります。

    リーダーシップとフォロワーシップの関係

    パソコンの前で話し合う人

    「フォロワーシップ」と似ている言葉に「リーダーシップ」があります。リーダーシップはよく聞く言葉だと思いますが、その具体的な意味やフォロワーシップとの関係について解説したいと思います。

    リーダーシップとは

    リーダーシップとは、「目標や目的のために、個人やチームを動かす力、または行動」のことです。

    リーダーシップについてさらに詳しく知りたい方は、「リーダーシップとは?具体的7つの資質からリーダー研修まで解説」をご確認ください。

    リーダーシップとフォロワーシップの相乗効果

    リーダーシップとフォロワーシップは、両輪の関係で組織を動かします。お互いに影響し合うことで、組織としてより良い成果を上げることができます。

    ・リーダーが方針を示し、フォロワーが実行する
    リーダーの役割は「方針や目標を示す」ことで、フォロワーの役割は「行動計画を作り実行する」ことです。 

    優れた方針も、実行されなくては意味がありません。逆にしっかりとした方針がなくては、良い成果をあげることはできないでしょう。

    ・リーダーが意思決定し、フォロワーが健全な批判をする
    リーダーの役割の中に「意思決定する」ことがあります。これに対してフォロワーの役割は「健全な批判をする」ことが大切な役割となります。

    フォロワーがリーダーの意思決定に納得できない場合は、フォロワーがリーダーに積極的に提言をすることで組織が活性化します。

    フォロワーシップを持った人材の育て方

    手に乗った芽

    フォロワーシップは組織の中に必要な力ですが、フォロワーシップを持った人材を育てるにはどうしたらよいのでしょうか。

    フォロワーシップに必要な能力とは

    フォロワーシップを発揮するためには、様々な能力が必要となります。

    ・リーダーに提言する力
    自分なりの考えをもってリーダーに提言する力が必要です。提言をする際には、組織としての目標や、自分が担うべき役割を理解している必要があります。

    ・適切な報連相を行う力
    適切なタイミングで必要な報連相を行うことも大切です。情報は、リーダーが判断を行う際の助けとなります。また、リーダーとの信頼関係を築くうえでも重要です。

    ・チームのメンバーを巻き込む力
    リーダーの考えを理解し、その指示をかみ砕いて展開するなど、チームのメンバーを巻き込んで活動する力が大切です。

    研修を行う

    前述の通り、フォロワーシップを発揮するためには様々な能力が必要となります。そのスキルを高めるために研修を実施することもフォロワーシップを育む手段のひとつです。

    スキルアップの研修はフォロワーの立場の人たちに実施するだけでなく、リーダーの立場の人にも、フォロワーシップの重要性について理解してもらうことが望ましいといえます。

    環境を作る

    フォロワーシップを発揮できる人材を直接的に育成するだけでなく、リーダーに提言をしやすい環境を作ることも大切なことです。そのような環境を築くためにおすすめ施策をご紹介します。

    ・1on1ミーティング
    1on1ミーティングとは、月1回や週1回などの短いスパンでマネージャーとメンバーが 1対1で行う面談のことです。心理的安全性の構築や、提言をしやすい場を設ける意味でも、1on1ミーティングは有効な施策です。

    心理的安全性についてさらに詳しく知りたい方は、「心理的安全性が高い組織を作るには?測定方法や対策をチェック」をご確認ください。

    また、1on1ミーティングについてさらに詳しく学びたい方のために「1on1ミーティング入門書」をご用意しています。ぜひご活用ください。

    ・OKR
    OKRとは、高い目標を達成するための目標管理手法のことです。O (objective:目標)とKR(key results:主要な結果)を設定し、個人と企業の目標をリンクさせ、目標設定・進捗確認・評価という一連の流れを高い頻度で行うことで生産性を上げる方法です。

    リーダーとフォロワーが同じ目標と結果を共有するため、目指すべきゴールが明確になりフォロワーシップが発揮されやすくなります。チーム内のコミュニケーションが活性化するため、フォロワーが提言しやすい雰囲気も作ることができます。

    OKRについてさらに詳しく学びたい方のために「OKR入門書」をご用意しているのでぜひご活用ください。

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