#人材育成
2024/05/07

リフレーミングとは?効果と短所を長所に変える具体例を解説

目次

    リフレーミングとは、物事を見る角度や視点を変えることで、新たな意味を見出すことを表す心理学用語です。

    一般的には、ネガティブに表現されることをいつもとは違った枠組みで、ポジティブなものとして捉える見方のことを指します。

    リフレーミングをマネジメントに取り入れることで、従業員ひとりひとりの「モチベーションが上がる」「自信がつく」「苦手意識をなくす」「不安を解消させる」などの効果があります。

    この記事では、リフレーミングのビジネスでの意味、リフレーミングの効果、リフレーミングのやり方、短所を長所に変えるためのリフレーミングの具体例について解説します。

    適切なリフレーミングのための従業員の状態把握

    リフレーミングとは

    リフレーミングとは、物事を見る角度や視点を変えることで、新たな意味を見出すことを表す心理学用語です。

    一般的には、ネガティブに表現されることをいつもとは違った枠組みで、ポジティブなものとして捉える見方のことを指します。

    リフレーミングは英語で「reframing」と表記し、直訳すると「捉え直す」という意味があります。

    元々は心理療法で、ネガティブな思考をポジティブな思考に変えるテクニックとして使われていましたが、最近では人材育成や組織マネジメントでも使われるようになりました。

    有名な例えに、コップに半分水が入っている時、「半分しか入っていない」と考えるのか、「半分も入っている」と考えるのかという話があります。

    「半分しか入っていない」と考える人より、「半分も入っている」と考えられる人のほうが、幸福度が高くストレスを感じにくいと言われています。

    リフレーミングを通して、部下のネガティブ思考を前向きに転換させることで、部下の「自分ならできる」という「自己効力感」が向上し、難局を乗り越えることができる組織づくりが可能になり、従業員の「ワークエンゲージメント」が向上します。

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    リフレーミングの種類

    リフレーミングの種類について確認してみましょう。

    リフレーミングには、「状況のリフレーミング」と「内容のリフレーミング」の2つの種類があります。

    リフレーミングの種類

    1. 状況のリフレーミング
    2. 内容のリフレーミング

    状況のリフレーミング

    状況のリフレーミングとは、物事や人を違う状況に置き、プラスに転換させることを指します。

    一見不都合に見えることを、状況や環境を変えることで、プラスの性質に転換させます。

    例えば、強調性に欠け周囲から孤立しがちな部下がいた場合、「扱いにくい」と感じてしまうかもしれませんが、単独行動はスピード感を生み、仕事のパフォーマンスを高める場合もあります。

    営業部を例にあげてみると、チーム営業は、ノウハウの共有などのメリットがある反面、自由度が低かったり、足並みを揃えるまでに時間がかかったりするデメリットもあります。

    さらにチーム行動が苦手な部下の場合、周囲との連携がうまくいかず、営業成績が伸び悩むこともあるでしょう。

    仮に、このようにチーム行動が苦手な部下に、単独で営業させた場合、自分の裁量で営業先のターゲティングからアプローチ、提案や商談まで効率的にこなし、今まで以上の成果を出す可能性もあります。

    部下の特性に合わせて力が発揮できるシチュエーションに置くことで、本来の能力を発揮するケースもあるのです。

    ビジネスシーンで、状況のリフレーミングをうまく活用することで、部下のモチベーション向上につなげることができます。

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    内容のリフレーミング

    内容のリフレーミングとは、ネガティブなことにも価値を見出すことを指し、「意味のリフレーミング」とも呼ばれ、物事を多角的にとらえてプラスの価値を生みだす手法です。

    人生は思う通りに行かず、想定外のことにも遭遇し、落胆し自信を失ってしまうこともあるでしょう。

    しかし、例えネガティブなことでも逆手にとり、足りない部分を埋め合わせていけば人は成長できるはずです。

    例えば、営業成績が伸びず悩んでいる部下がいれば、「営業マインドやスキルを高めるための、課題がたくさん見つかる良い環境にいるのだ」と伝えるようにしましょう。

    ポジティブな言葉を伝えられた部下は、今自分に足りていない部分を見つめ直し、改善に向けて肯定的に取り組むことができるようになります。

    内容のリフレーミングで意味や価値を見出せれば、部下はよりポジティブに考え行動できるようになります。

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    リフレーミングのやり方

    リフレーミングは、内容ごとに理解して実践するとより効果的です。

    6つのリフレーミングのやり方について確認してみましょう。

    リフレーミングのやり方

    1. 「どうしたいか」でリフレーミングする
    2. 仮説を立ててリフレーミングする
    3. 言葉の定義をリフレーミングする
    4. 解体してリフレーミングする
    5. 将来的な価値を考えリフレーミングする
    6. 名言に例えてリフレーミングする

    理想をもとにリフレーミングする

    困った時やパニックに陥ってしまった時などは、「どうしたいか」を意識することが大切です。

    「どうしよう」ばかりを考えて焦っても、決して解決には導かれません。

    悩みを掘り下げるのではなく、「したいこと」に焦点をあてて、前向きに考えてみましょう。

    部下が悩んでばかりの場合は、「それならどうしたい?」と質問をして感情を整理させ、そのうえで、「じゃあ、どうすればいい?」と具体的な解決策を出すようにすると良いでしょう。

    「自分はどうしたいか?」の感情を引き出し、その結果を得るために「どうするのか?」とリフレーミングすることで、部下は自発的に解決に向けて行動するようになります。

    仮説を立ててリフレーミングする

    「もし〇〇だったら」と仮説を立てることで、発想の幅が広がり具体的な行動につなげられます。 

    さまざまな仮説立てをすることは、偏った考えにとらわれず柔軟な発想が持てる効果があります。

    例えば、顧客からクレームがあった場合、「仮に上司だったらどう対応するだろう」と想像することで、適切に判断し対応することができるかもしれません。

    また、さまざまな考えを巡らせることで、新しいアイディアに導かれることもあるでしょう。

    言葉の定義をリフレーミングする

    言葉の定義にはさまざまな側面があるため、転換することが可能です。

    言葉の定義を転換することで、短所を長所に言い換えられます。

    例えば「無謀」な人は「決断力がある」人と言い換えられ、「しつこい」人は「徹底している」人と言い換えられるでしょう。

    部下が自分の短所に気づいてもワンパターンで解釈するのではなく、言葉の意味をリフレーミングしてみましょう。

    短所も見方を変えると魅力に変わることが多く、言葉の1つの定義に振り回されることなく、何通りにも解釈できるようになります。

    解体してリフレーミングする

    解体してリフレーミングすることで、対策のヒントが浮かんできます。

    「なぜ?」「どうして?」と掘り下げて考えることで、原因が明確になるからです。

    「毎日仕事が忙しくて大変」と考えると憂鬱になってしまうかもしれませんが、解体してリフレーミングしていくことで、感情をより深く掘り下げることができ、原因が明確になり、改善のための具体的な行動に移れます。

    将来的な価値を考えリフレーミングする

    ネガティブな場面に遭遇しても、将来のことまでを視野に入れ考えることで、今だけ見ればマイナスに思えることも、長い目で見ればプラスに解釈できるようになります。

    例えば、企画部を希望していたのに営業部に配属された場合、希望部署に配属されなかったと落胆するのではなく、顧客ニーズを知るための訓練の期間だと考えれば、前向きに業務に取り組めるはずです。

    名言に例えてリフレーミングする

    嫌なことや辛いことがあっても、名言に置き換えると人は前向きになれます。

    誰もが知っている偉人の名言には、話に引き込まれ共感させられる力があります。

    計画を立てるばかりで行動を起こさない部下に対して、「考える前に動け」と言っても部下の心には響きません。

    例えば、「どれだけ良いアイデアがあっても、実行しなければ成功もしないし、失敗もしない。それは時間のムダでしかないでしょう。」というユニクロ創業者の柳井正氏の言葉を伝えた方が、よりストレートに部下の心に響くはずです。

    インターネットで検索すると、多くの名言が出てきます。

    困難な状況に陥っても、素敵なワンフレーズに変換できれば、部下のモチベーションも上がるでしょう。

    リフレーミングの5つの効果

    リフレーミングの5つの効果について確認してみましょう。

    リフレーミングの5つの効果

    1. モチベーションが上がる
    2. 自信がつく
    3. 苦手意識をなくす
    4. 不安を解消させる
    5. 失敗を乗り越える

    モチベーションが上がる

    リフレーミングの効果の1つ目は、「モチベーションが上がる」ことです。

    例えば、大勢の顧客の前でプレゼンする機会があり、緊張と自信の無さからネガティブになっている場合を考えてみましょう。

    「大勢の顧客の前でうまく話せなかったらどうしよう」と考えるのではなく、「大勢の人が自分の話を聞きに集まって来てくれている」と思うようにして、ネガティブな感情を「プレゼンを聞いてくれる顧客に喜んでもらいたい」というポジティブな感情に変化させましょう。

    状況に応じた適切なリフレーミングは、ネガティブな感情を押しのけ、前向きな感情にさせてくれます。

    自信がつく

    リフレーミングの効果の2つ目は、「自信がつく」ことです。

    短所だと思う面を長所に置き換えることで、「自分は間違っていない」「このままで大丈夫だ」という気持ちになります。

    部下に言葉を掛ける際も、表現を変えることで、自信を持たせることが可能になります。

    例えば、「神経質」な性格に悩む部下に対して、「気が利く」と伝えることで、部下は「自分の良さは気が利くことだ」と理解し自信が持てるようになります。

    「目の前の業務に対する成功体験が少ない」「自分の強みが見い出せていない」という部下は、自分に自信が持てていない状態です。

    ひとりひとりの特徴を理解したうえでリフレーミングすれば、部下の自信につながり仕事のパフォーマンスも高まってくるはずです。

    苦手意識をなくす

    リフレーミングの効果の3つ目は、「苦手意識をなくす」ことです。

    例えば、「消極的な性格」から新規開拓に苦手意識を持つ部下がいた場合、「消極的」は「慎重に物事を進める」と置き換えることができ、十分リサーチしてからアポイントをする傾向によってアポイントの取得率が高まるかもしれないことを伝えます。

    部下の新規開拓に対する苦手意識を無くしたうえで、「新規開拓に向けたマインドを身につける」「新規開拓で成果を上げるための方法を身につける」という新規開拓のストレスを最小化させる2つの要素を伝えると、さらに効果的でしょう。

    苦手意識をなくし仕事の成果を高めるには、リフレーミングが効果を発揮します。

    不安を解消させる

    リフレーミングの効果の4つ目は、「不安を解消させる」ことです。

    新しい仕事にチャレンジする時は、誰もが不安に思うものです。

    しかし、リフレーミングによって前向きな気持ちを持つことで不安を解消させることができます。

    例えば、新しいプロジェクトのリーダーに指名され不安に思う部下に対しては、「キャリアアップを実現する絶好のチャンスだ」と伝えましょう。

    不安とは「先が分からない」状態で、自分や他人を思いやる気持ちから生まれるものです。

    不安と戦っている時は、「より良い方向に進みたい」と頑張っている時間と置き換えることもできるのです。

    失敗を乗り越える

    リフレーミングの効果の5つ目は、「失敗を乗り越える」ことです。

    人はチャレンジして失敗した時こそ、大きく成長します。

    なぜなら、失敗から多くのことが学べるからです。

    行動せずに後で後悔するよりも、チャレンジして失敗した方が多くの気づきがあったと考えた時点で、すでに失敗を乗り越えていると言えるでしょう。

    失敗は誰もがすることなので、もし部下が不注意で失敗しても、「失敗を隠さず正確に事実を報告する」「誠意を持ち謝罪する」「具体的な解決策を考え取り組む」「失敗の原因を分析し、次回につなげる」という対処法を伝えます。

    失敗は、成長するための貴重な機会です。

    失敗したときこそ、リフレーミングが効果的になります。

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    リフレーミングをマネジメントで活用する方法

    リフレーミングをマネジメントで活用することは、部下のモチベーションを高めるのに有効です。

    リフレーミングとストレスとの関係

    しかし、人はストレスに対する感じ方に差があるため、部下の特性を見極めながらリフレーミングする必要があります。

    同じ状況、同じ事象でも脅威か否かの判断は人によって違い、無意識に出る考え方の癖もひとりひとり異なります。

    人はなぜ、ストレスの感じ方に差があるのかについて、「ラザルスのストレス理論」をもとに、ストレスの「認知評価」について確認してみましょう。

    八洲学園大学の竹田葉留美氏は自身の論文、「出来事の視点を変えてポジティブに考える」の中で、「ラザルスのストレス理論」をもとに「ストレスの認知的評価」について解説しています。

    ラザルスは人間がストレスを感じる際の反応を、ストレスを与えるストレッサーの大きさを「1次的認知評価」、ストレスを「2次的認知評価」として、2段階で判断すると提唱しています。
    ストレスの認知的評価

    • 1次的認知評価:自分の身に何らかの刺激が起こった時、人はまず反射的にその刺激が脅威になるか否かを判断する。脅威なら「無害」「無害・肯定」「ストレスフル」の3つの評価を行う。

    • 2次的認知評価:1次的認知評価の時点でストレスフルと判断されたことについて、ストレスを感じている自分は、そのストレスに対してどのように対策するかを考える。

    (参考)竹田葉留美「出来事の視点を変えてポジティブに考える~リフレーミングを活用したストレスマネジメント~

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    リフレーミングで重要な「認知的枠組み」

    認知的枠組みとは、無意識に出る考え方の癖を指します。

    例えば、人は心身の疲労がたまっている時は、怒りや苦しみ、悲しみなどのネガティブな考えが多くなります。

    ここで重要なのは、まずは上司自身が自分の考え方の癖に気付き、癖を修正していくことです。

    苦手な場面に遭遇した際に、ネガティブな考えのままにせず、リフレーミングをして、認知の枠組みを変えて物事を評価することで、ストレスが軽減されます。

    つまり、上司は部下ひとりひとりが持つ認知的枠組みを把握し、それぞれに合うようにフレーミングすることが、マネジメントにおいて大切になります。

    例えば、チーム内で「リーダーシップを発揮できない」と悩んでいる部下のA君とB君がいる場合に、A君は「強引」、B君は「気が弱い」という欠点がそれぞれあります。

    そのような場合は、A君とB君とでは異なったリフレーミングをするようにしましょう。

    A君には、「周囲を引っ張る力がある、メンバーの意見を取りまとめながら、積極的にリーダーシップを発揮してほしい」と言う内容を、B君には「良いところは周りを大切にする気持ちを持っていること、人の気持ちが分かるのは、リーダーを目指すうえで大切なことだ」と言う内容を伝えます。

    マネジメントでは同じ事象でも、部下ひとりひとりの特性に応じて異なるリフレーミングを心掛けるようにしましょう。

    リフレーミングノートを活用する手順

    リフレーミングのやり方として、「リフレーミングノート」を活用する手順について確認してみましょう。

    リフレーミングノートを活用する手順

    1. ネガティブに思う部分を書き出す
    2. 苦手なタイプの人を書き出す
    3. リフレーミングする

    ネガティブに思う部分を書き出す

    自分の好きではないことや欠点を、ノートの左側に思いつくままに書き出していきましょう。多く書き出しても問題ありません。

    苦手なタイプの人を書き出す

    ネガティブに思う部分を書いた下に、自分が苦手なタイプや嫌いになりやすいタイプを書き出していきます。

    例えば、「ルーズな人」「愚痴を言う人」など思いつくままに書いていきましょう。

    リフレーミングする

    ノートの左側に書き出したネガティブなことについて、1つずつリフレーミングしていきます。

    自分自身の解釈で構いませんので、例えば、「ルーズな人」は「こだわらない、大らかな人」など、書いていきましょう。

    リフレーミングする際のポイントは、ネガティブなフレームを外していくことです。

    ノートの左側に書き出したネガティブな枠組みを、別の枠組みに転換していきましょう。

    リフレーミングの作業をしていくと、これまで感じていたマイナス面は、ほんの一面に過ぎなかったことに気付くでしょう。

    例えば、自分の欠点を「気が弱い」ことだと感じていた人が、リフレーミングノートを活用することで、「周りを大切にできる」ことが自分の強みだと感じ、自信が付いてくるはずです。

    リフレーミングの具体例

    リフレーミングに活用できる15の具体例について確認してみましょう。

    リフレーミング辞典

    1. 飽きっぽい→好奇心旺盛
    2. 諦めが悪い→粘り強い
    3. 意見が言えない→協調性がある
    4. うるさい→明るい・元気・活発
    5. 怒りっぽい→感受性豊か・情熱的
    6. 頑固な→意志が強い
    7. 気が弱い→周りを大切にする
    8. 口下手な→言葉選びに慎重
    9. 強引な→引っ張る力がある
    10. 自慢する→自己主張できる
    11. 冷たい→冷静・客観的
    12. 無口→おだやか・聞き上手
    13. 優柔不断→じっくり考える
    14. 向こう見ず→行動力がある
    15. 暗い→自分の世界を大切にしている

    リフレーミングはストレス対策にもつながる

    リフレーミングとは、欠点やネガティブに表現されることを、肯定的な意味を与えるような枠組みや視点で捉えるようにすることを表す心理学用語です。

    簡単に言うと、ネガティブな思考をポジティブな思考に変えるテクニックになり、最近では人材育成や組織マネジメントでも使われるようになりました。

    同じ物事でもネガティブに捉える人より、ポジティブに捉えることができる人の方が、幸福度が高くストレスを感じにくいと言われています。

    リフレーミングをマネジメントに取り入れることで、従業員ひとりひとりの「モチベーションが上がる」「自信がつく」「苦手意識をなくす」「不安を解消させる」などの効果があります。

    ただし、ストレスやプレッシャーなどのネガティブな感情や思考の癖は、ひとりひとり異なります。

    まずは、従業員ひとりひとりの状態を把握し、それぞれに合わせたリフレーミングを行うことが大切です。

    「HRBrain パルスサーベイ wellday」では従業員ごとにサーベイを最適化し、回答内容に応じて設問数を自動で調整するため、従業員の回答負荷を減らしながらコンディションを把握することができます。

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    ▼「パルスサーベイ」についてさらに詳しく
    パルスサーベイとは?意味や目的と質問項目を解説

    HR大学編集部
    HR大学 編集部

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