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おすすめ評価管理システム5選を比較!機能や選び方を徹底解説

評価管理システム

おすすめ評価管理システム5選を比較!機能や選び方を徹底解説

目次

    「評価管理システムを導入したいけど、どのサービスが良いのか分からない」
    「そもそも、自社に評価管理システムが必要かどうか分からない」

    このようなお悩みをお持ちではないでしょうか?

    このページでは、評価管理システムの機能や、メリット・デメリットなどについて解説します。後半では、おすすめの評価管理システム5選も紹介しているので、参考にしてみてください。

    評価管理システムとは

    評価管理システムとは、人事評価や人材データの管理を効率化するシステムの総称です。従来、人材管理や人事評価は、複数の書類やエクセルデータを用いて行われていました。これらを、システム上で一括管理することができるのが特徴です。

    自社に最適なサービスを導入すれば、中小規模の企業であっても、業務効率化につながります。そのためには、導入前に「自社の評価制度を踏襲できるのはどのサービスか」「自社の課題解決につながる機能はあるか」など、比較検討しておくことが重要です。

    評価管理システムができること

    評価管理システムの代表的な機能を紹介します。評価管理システムのサービスは複数ありますが、代表的な機能は以下の3つです。

    <評価管理システムの機能>

    • 人材データの一括管理
    • 人事評価の入力(360度評価)
    • 目標管理(MBO評価)

    上で挙げた3つの機能について、具体例を用いながら詳しく説明していきます。

    人材データの一括管理

    多くの評価管理システムには、各従業員に対するスキルや特徴、経歴などの情報を一括管理できる機能があります。この機能があれば、部署間で従業員の情報共有をする手間が省けます。

    例えば、従業員の保有資格は人事部、給与情報は経理部に問い合わせる必要があるなど、情報を分散管理している場合があるのではないでしょうか?

    各従業員に関するすべてのデータが集約されていることで、確認のための連絡工数が大幅に削減できます。

    人事評価の入力(360度評価にも対応)

    評価管理システムを使えば、人事評価の入力をシステム上で行えます。そのため、書類の複雑な取り回しや、メールによるデータ送信の手間がかかりません。

    書類の紛失やデータ誤送信のトラブルも防げます。また「各支店で評価シートのフォーマットが統一されていない」「記入ルールにバラつきがある」などの問題も解消できるでしょう。

    そして、多くの評価管理システムには、上長から部下の評価だけでなく、部下から上長、従業員本人の評価などを入力できます。中には、社外からの評価や、評価会議でのフィードバックを一括管理できるものもあり、360度評価を実施している企業にとっては、便利な機能です。

    360度評価については、こちらのページで詳しく説明しています。参考にしてみてください。
    自律型の組織づくりに360度評価!人事評価や人材育成に効果を発揮

    目標管理(MBO評価)

    目標管理ができる評価管理システムもあります。従業員の個人目標をシステム上で管理できることで、タイミング、内容共に的確なフィードバックが可能です。

    毎月のシート配布や回収、集計の必要がなく、提出期限のリマインドも自動化できるので、業務効率化に役立ちます。

    MBO評価を採用している企業において、個人目標の管理は、目標意識の方向性を統一するための重要な指針です。評価管理システムを活用することで、雑務から解放され、従業員ひとりひとりのフィードバックに注力できます。

    MBO評価については、こちらのページで詳しく説明しています。参考にしてみてください。 【実践編】MBO(目標管理)とは?導入方法、メリット・デメリットから目標設定方法までを解説

    評価管理システムの導入メリット

    評価管理システムを導入すると、どのようなメリットがあるのでしょうか?ここからは、システム導入にともなう業務効率化がもたらす、具体的なメリットを紹介します。

    <評価管理システム導入のメリット>

    • 人事評価の効率が上がる
    • タレントマネジメント(人材管理)の効率が上がる
    • 評価管理の透明性が上がる

    人事評価の効率が上がる

    人事評価の面でのメリットは、効率が上がることです。特に、人事考課の場面で役立つでしょう。

    人事考課で、多角的かつ、総合的な評価をするためには、目標達成率や、日々のフィードバック、スキルなどのデータが必要です。評価管理システムでは、これらのデータが一目瞭然なので、効率よく人事評価ができます。

    また、ハード面のメリットも、人事評価の効率アップにつながります。先術の通り、評価管理システムを導入すれば、多くの書類がペーパーレス化され、データの共有にともなう連絡工数の削減が可能です。このような事務処理を自動化できれば、本来の評価業務に充てる時間が確保できます。

    タレントマネジメント(人材管理)の効率が上がる

    評価管理システムの導入をきっかけに、タレントマネジメント(人材管理)の効率が上がるメリットがあります。特に、人事異動やプロジェクトの立ち上げ時に役立つでしょう。

    人材データを一括管理していない企業では、どうしても記憶に頼った情報による人材抜擢になりがちです。評価管理システムを導入することで、従業員を相対的に比較でき、適材適所の人事配置が可能になります。

    また、入退社や産休、育休などの申請時にも役立ちます。各種手続きに必要な情報が、一つのシステムに揃っていると、確認にかかる手間を削減でき、業務を円滑にするでしょう。

    評価管理の透明性が上がる

    評価管理システムに登録された、情報の閲覧権限を広くすることで、評価の透明性が上がります。人事担当者や管理職としては、公平な評価を下しているつもりでも、評価の根拠が従業員に伝わっていないことがあるのは事実です。

    評価管理システムの閲覧権限を広くすれば、実績やスキル、経歴などの情報を、従業員同士で自由に閲覧できます。評価の正当性が従業員に伝われば、管理職と従業員との認識の差が最小限になり、従業員の納得度が向上するでしょう。

    評価管理システム導入で得られる効果

    評価管理システムは、人事評価と人材管理の効率を上げ、評価管理の透明性を向上させるメリットがあると解説しました。これらのメリットは、従業員の意欲や定着率向上に直結する効果があります。

    <評価管理システム導入で得られる効果>

    • 従業員の意欲向上
    • 従業員の定着率向上

    従業員の意欲向上

    評価管理システムの導入は、結果的に、従業員の意欲向上に結びつきます。評価管理そのものの負担軽減が、従業員の公平な評価を実現するからです。

    また、評価の透明性が向上すると、従業員の所属意識も高まります。従業員が、生き生きと働ける環境作りのきっかけにもなるでしょう。

    従業員の定着率向上

    評価管理システムを導入すると、従業員の定着率向上も期待できます。先述の通り、評価管理システムは従業員の意欲向上につながります。従業員のデータや評価を見える化すれば、

    従業員の納得度が上がるからです。

    「こんなに頑張っているのに認めてもらえない」「組織の役に立っている実感がない」というモチベーション低下による離職を回避できるでしょう。

    評価管理システム導入のデメリット

    便利な評価管理システムですが、デメリットもあります。導入に踏み切る前に知っておきたいデメリットを3つ紹介します。

    <評価管理システム導入のデメリット>

    • システム導入後の研修が必要
    • 評価制度の再構築が必要な場合がある
    • 導入費用がかかる

    システム導入後の研修が必要

    評価管理システムは、導入がゴールではありません。導入後、従業員がシステムを使いこなせなければ、余計な仕事が増える可能性もあります。

    例えば、同じデータを従来のエクセルシートと、システムに二重で入力するなど、本末転倒な事態になりかねません。特に、ITツールの使用に慣れていない従業員が多い企業では、システム導入と従業員教育はセットだと思っておきましょう。

    評価管理システムの中には、導入後のコンサルサービス付きのものがあります。教育コストがボトルネックで、導入に踏み切れない場合は、コンサル付きサービスを選ぶとよいでしょう。

    評価制度の再構築が必要な場合がある

    現行の人事制度や評価体制が複雑であったり、そもそも規則がない場合は、制度の構築が必要です。制度自体に問題がある状態で、評価管理システムを導入しても、有効活用できません。まずは、自社の評価制度を明文化し、見直すことも大切です。

    しかし、人事制度の再構築には、莫大な労力がかかります。そこで、導入後のコンサルサービスと同様に、評価制度の再構築に対するコンサル付きのサービスもあります。自社の力だけでは不安な場合、人事評価のプロに相談するのが先決です。

    導入費用がかかる

    評価管理システムの導入には、お金がかかります。費用は、月額サブスクリプションのサービスが一般的です。金額は、月額1万円〜6万円程度から利用できます。多くの場合、従業員の人数に応じて課金される仕組みです。導入費用は、無料のサービスもあれば、10万円程度のものあります。

    便利なサービスとはいえ、評価管理システムの利用は決して安価ではありません。自社に合うかどうか分からないものに、最初から予算を割けない場合、無料でお試し利用ができるサービスを利用してみましょう。

    評価管理システムの選び方

    ここまでで、評価管理システムの機能や、メリット・デメリットを説明しました。これらを踏まえ、評価管理システムの選び方としてまとめています。サービス導入前のチェックリストとして参考にしてみてください。

    <評価管理システム導入前のチェックリスト>

    1. 自社の制度や規模に適切な機能があるか
    2. デザインや操作性は快適か
    3. 自社に適切なサービスの提供方法か
    4. 納得できる料金プランか
    5. セキュリティ面は信頼できるか
    6. サポート体制が充実しているか

    1. 自社の制度や規模に適切な機能があるか

    まずは、自社の制度や規模に適切な機能があるかを見極めましょう。ポイントは、導入後に自社の評価管理システムの課題を解決できそうかイメージすることです。

    2. デザインや操作性は快適か

    デザインや操作性も重要です。見た目が分かりやすく、直感的な操作ができるものを選びましょう。従業員にとって使いにくいシステムは、従業員教育コストが大きく、社内で浸透するまでに時間がかかります。

    3. 自社に適切なサービスの提供方法か

    サービスの提供方法には、主に「クラウド型」「パッケージ型」の2種類あります。

    クラウド型とは、ネットワーク経由でサービス利用が可能なシステムです。インターネット環境があれば、ソフトウェアのインストール不要で手軽に導入できます。提供価格は比較的安価で、現在主流の提供方法です。

    パッケージ型とは、ソフトウェアをパソコンにインストールして使うサービスです。クラウド型と比較すると、導入に手間がかかりますが、セキュリティ面でのメリットがあります。

    クラウド型の場合、サービス側のセキュリティ管理に不備があると、従業員の個人情報が流出するリスクがあります。

    4. 納得できる料金プランか

    価格に注目する際は、納得できる料金プランかどうかに注目しましょう。価格を重視しすぎると、導入したにもかかわらず必要な機能が使えないこともあります。どの道、評価管理システムに予算を割くのであれば、機能的メリットが大きい方を選ぶ方が、かえってお得です。

    5. セキュリティ面は信頼できるか

    サービスのセキュリティ面も注目したいポイントです。導入前に、必ずセキュリティの信頼性を確認しておきましょう。サービスの公式サイトや資料を読んだうえで、不安なところがあれば、直接問い合わせる方法も一つの手です。

    6. サポート体制が充実しているか

    最後に、サポート体制の充実度も評価管理システムを選ぶ基準となります。評価管理システムの導入には、人事制度の再構築や従業員研修が必要です。

    これらをサービスの担当者に相談でき、システムの利用で困ったときはフォローがあるサービスを選びましょう。

    おすすめの評価管理システム5選

    おすすめの評価管理システム5選を紹介します。それぞれの機能や特徴を紹介するので、自社に合うサービス選びの参考にしてみてください。

    HRBrain

    HRBrainは、従業員の情報や評価を一括管理し、多方面から分析できる特徴があります。組織分析や、離職予兆分析、他社との比較分析なども可能です。

    2019年にグッドデザイン賞を受賞した、無駄がなく使いやすいデザインです。多彩な評価テンプレートも用意されており、充実したタレントマネジメント機能を求める企業におすすめです。

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    MBO Cloud(サイダス)

    MBO Cloud(サイダス)は、労務管理機能が充実している特徴があります。システム上で賃金管理や給与明細の配信が可能です。主に、労務管理に課題意識のある企業におすすめです。

    サイダス

    あしたのクラウド

    あしたのクラウドは、サービスのサポート体制の手厚さが特徴です。人事制度の構築から、導入、運用支援もしてもらえます。

    また、ユーザー同士のノウハウを共有し合えるユーザーコミュニティもあります。サポートが充実しているため、人事部が無い企業の評価管理システム導入にもおすすめです。

    あしたのクラウド

    タレントパレット

    タレントパレットは、人事にマーケティング思考を取り入れたシステムです。社内の評価管理だけでなく、採用管理も可能です。採用段階でのミスマッチに課題を感じている企業におすすめです。

    タレントパレット

    カオナビ

    カオナビは、従業員の顔写真をアイコンとして、写真に人材データを紐付けて管理できるサービスです。プライバシーマークとISMS認証、ISMSクラウドセキュリティ認証を受けており、セキュリティ重視の企業におすすめです。

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    まとめ

    評価管理システムでは、人事評価や人材データを一括管理することで、業務を効率化できます。業務が効率化され、評価の精度が向上することで、従業員のモチベーショナップや定着度向上も期待できます。今回紹介した選び方を参考に、自社にぴったりの人事評価システムを選びましょう。

    HR大学 編集部

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