チームビルディングゲームでおすすめのゲーム8個を厳選!研修でチームワークを高める効果的な実施方法
- チームビルディングゲームはチームビルディングに効果的
- チームビルディングゲームを実施する時期
- チームビルディングゲームのポイント
- メンバー同士の会話を重視する
- メンバーが効果を感じられる進め方をする
- チームビルディングゲームの流れ
- 初対面同士に適したチームビルディングゲーム
- グッドアンドニュー
- 共通点探しゲーム
- 自分史語りゲーム
- ルールが分かりやすいチームビルディングゲーム
- 伝言ゲーム
- 似顔絵ゲーム
- 時間制限のあるチームビルディングゲーム(1ゲーム10分程度のゲーム)
- ワンナイト人狼
- ヘリウムリング
- 時間制限のあるチームビルディングゲーム(1ゲーム20分程度のゲーム)
- マシュマロチャレンジ
- チームビルディングのための目標設定
チームビルディングゲームは、チームワークを高め、個々が優秀なパフォーマンスを発揮できるような体制づくりを実現するための「チームビルディング研修」において、非常にポピュラーな方法の1つです。
この記事では、チームビルディング研修に使えるチームビルディングゲームについて、実施方法や時期、ゲームの効果、グループで協力するゲーム、時間制限のあるゲームなど、チームビルディングゲームで使えるゲーム8つを厳選して解説します。
チームビルディングのための「目標設定」方法
チームビルディングゲームはチームビルディングに効果的
チームワークを高め、個々が優秀なパフォーマンスを発揮できるような体制づくりを「チームビルディング」と呼びます。
チームビルディングに力を入れている企業は、研修や合宿などさまざまなことを行い、強いチームづくりを実現しています。
本格的な研修や合宿はお金も手間もかかりますが、「チームビルディングゲーム」なら大がかりな準備が不要で、社内イベントや勉強会、朝礼などの際に、気軽に取り入れることができるため、定期的に実施することが可能です。
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チームビルディングゲームを実施する時期
チームビルディングゲームは、「チーム結成初期」に実施するのが効果的です。
チーム結成初期に実施することで、「メンバー同士がコミュニケーションを取るきっかけになる」「ゲームを通してお互いの考え方や性格が理解できる」という効果が期待できます。
チームを結成したばかりで、お互いの人となりが何も分からないというタイミングに、チームビルディングゲームを実施してみると良いでしょう。
また、チームビルディングゲームを実施する際は、仕事の評価や成果とは関係なく、リラックスした雰囲気で行いましょう。
チームビルディングゲームのポイント
チームビルディングゲームを実施する際のポイントについて確認してみましょう。
チームビルディングゲームのポイント
メンバー同士の会話を重視する
メンバーが効果を感じられる進め方をする
メンバー同士の会話を重視する
チームビルディングゲームで大切なのは、勝ち負けやゲーム内の成績ではありません。
「お互いのことをよく知るきっかけ作り」が目的です。
会話のいらないゲームや個人プレイが多いゲームは避けて、メンバー同士の会話が中心になるゲームを取り入れるようにしましょう。
メンバーが効果を感じられる進め方をする
チームビルディングゲームでの典型的な失敗は、「勝ち負けにこだわってしまい、ギスギスしてしまう」「ゲームに熱中しすぎてコミュニケーションがおろそかになってしまう」ということです。
チームビルディングゲームの目的は、あくまで「お互いを知り会話のきっかけを作ること」です。
ファシリテーターは、チームビルディングゲームの効果をメンバーが実感できるように進行する必要があります。
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チームビルディングゲームの流れ
チームビルディングゲームを実施する際の流れについて確認してみましょう。
ファシリテーターは、チームビルディングゲームの流れに沿ってゲームを実施すると良いでしょう。
チームビルディングゲームの流れ
ゲームを行う目的を説明する
ゲームの手順とルールを説明する
ゲームを行うグループを作る
ゲームを実施する
グループごとに意見交換やフィードバックを行う
全体でゲームの振り返りや分析をする
感想や意見交換をする
チームビルディングゲームの手順は、「目的確認」「アサイン」「計画や手順の作成」「実行」「フィードバック」という、実際のビジネスの流れに沿っているため、業務の流れを擬似体験できる進行になっています。
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初対面同士に適したチームビルディングゲーム
チームを作成したばかりや新しいメンバーが加わった際など、初対面同士におすすめのチームビルディングゲームについて確認してみましょう。
グッドアンドニュー
グッドアンドニューは、アメリカの教育学者であるピーター・クライン氏が組織の活性化やアイスブレイクを目的として開発したゲームです。
話し手が24時間以内にあった「よかった出来事」「新しい発見」を1分程度で話し、話が終わったら、聞き手は必ず拍手するという単純な内容です。
多くても10名を超えない程度の人数で、ランダムに組まれたグループごとに実施します。
話し手にはボールなどを持たせ、隣の人にボールを回すことで話し手が交代します。
基本的に話すのは24時間以内の「よかった出来事」「新しい発見」ですが、どうしても思いつかない場合は週末の出来事などでも良いでしょう。
あくまで、交流が目的のため、あまりルールを厳しくしないのがポイントです。
終始、賑やかな雰囲気で行うことができるゲームです。
共通点探しゲーム
共通点探しゲームは、共通点があると仲良くなりやすいという心理効果を利用したゲームです。
手順は簡単で、ペアを組み「お互いの共通点を3つ探す」というものです。
共通点は、血液型や生まれた月、ペットなど何でも構いません。
また、ペアではなく3人組、4人組にすることで共通点を見つける難易度が上がりますが、その分、共通点を見つけた際の盛り上がりもひとしおです。
時間制限を設ける、ビンゴゲーム形式にする、など、よりゲーム性を取り入れるのも良いでしょう。
基本はペアで行うため、1対1でじっくり話せます。
「チームを結成したばかりで全員初対面」というタイミングに最適のゲームですが、チームを結成してしばらく経ったチームで行うと、新たな発見があり、メンバーの意外な一面を見出せるかもしれません。
自分史語りゲーム
自分史語りゲームは、自分の人生について他のメンバーに話すという非常にシンプルなゲームで、10人以下のグループで行います。
例えば「どのような勉強をしてきて」「どのような仕事に就き」「なぜこの職場を選んだのか」など、自分が歩んできた人生を5分程度で語ります。
話が終わったら、他のメンバーは一言ずつコメントをします。
自分史語りゲームは、相互理解の一助となります。
定期的に実施すれば語る内容も変わってくるのでさらに理解が深まります。
ルールが分かりやすいチームビルディングゲーム
ルールが分かりやすく、誰でも参加しやすいチームビルディングゲームについて確認してみましょう。
伝言ゲーム
伝言ゲームは、誰でも知っているゲームで、ルールも簡単なためおすすめです。
プレイヤー全員が一列に並び、最初のプレイヤーが次の人に耳打ちをし、最後の人に言葉が届いた時点で、最初と最後でどの程度一致しているかを競うゲームですが、間違っていれば間違っているほど盛り上がるので、難易度を少し上げてみると良いでしょう。
例えば伝達方法を「背中に書く」「口パク」にするだけで難易度は上がります。
メンバー全員に小さなホワイトボードを持たせ、「言葉(文字)を絵にする」「絵を言葉(文字)にする」「言葉(文字)を絵にする」というように伝言して行くのも盛り上がります。
その際、絵には文字や記号は使わないようにしましょう。
また、絵と言葉を織り交ぜる伝言ゲームは「テレストレーション」というボードゲームとして販売されているので、テレストレーションを使うのも良いでしょう。
伝言ゲームは非常にシンプルですが、「相手に正確に伝えるにはどうすればよいか」を自然と考えることができるため、チームビルディングに適しています。
正しく伝えること、連携することの難しさについて学ぶことができるので、新入社員向け研修で使うのも良いでしょう。
▼「新入社員研修」についてさらに詳しく
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似顔絵ゲーム
似顔絵ゲームは、5〜6人程度のチームごとに行い、1人は「お題を当てるプレイヤー」で、他のメンバーは全員「似顔絵を描くプレイヤー」になります。
例えば、自社内の「A部長」など全員が知っている人をお題にしますが、「お題を当てるプレイヤー」には見せてはいけません。
また、「似顔絵を描くプレイヤー」は、「A部長」を絵で描くことになりますが、お互いの絵を見ながら描いてはいけません。
そして、「お題を当てるプレイヤー」が誰をモチーフにしたのか正解できれば、得点を得られ、最も得点の高いチームが優勝です。
お題は、できればチームの人間やビジネスに関わりのある人間の方が良いですが、全員が知っている人物を選定するのが難しければ、有名人など誰もが知っている人物をお題にしても良いでしょう。
お題の範囲が広すぎると難易度が高くなってしまうため、ある程度絞ると盛り上がりやすくなります。
時間制限のあるチームビルディングゲーム(1ゲーム10分程度のゲーム)
時間制限のあるチームビルディングゲームとして、1ゲーム10分程度でてきるチームビルディングゲームについて確認してみましょう。
ワンナイト人狼
ワンナイト人狼は、テレビやドラマでも話題になった「人狼ゲーム」の簡易版です。
本来の人狼ゲームは1ターンを1日と呼び、何日も続くゲームなので、長ければ数時間かかりますが、ワンナイト人狼は1ターン(1日)で終わるため、10分程度で気軽にプレイできます。
1チーム3名〜7名で、カードゲームとして販売されているものですが、オンラインでブラウザだけで遊ぶことができるサイトもあります。
プレイヤーは最初にカードを引き、カードに記載された役が自分の役割です。
役割は狼チームと村人チームにわかれており、遊ぶ人数に応じて狼は1〜2人、それ以外は村人になります。
狼チームはチームメンバーを把握できますが、村人チームはチームメンバーを知ることはできません。
全員で、自分たちの中に紛れ込んだ狼が誰なのかを話し合い、それぞれの意見で狼だと思う人物に投票をします。
狼は村人を装い、村人チームのプレイヤーに疑いが向くよう、うまく誘導しなければいけません。
投票は1度だけで、投票数が最多のプレイヤーが狼チームなら村人チームの勝ち、村人チームなら狼チームの勝ちとなります。
狼を見つけるために、メンバーは積極的に対話する必要があります。
論理的思考ができる人やリーダーシップをとれる人が活躍しやすいため、人狼ゲームはチームビルディング研修でよく用いられるゲームの1つです。
本来の人狼ゲームは10人以上が参加するゲームですが、ワンナイト人狼の方が短時間で簡単に行え、1回の投票で終わるので、前夜の投票結果から狼を特定することがありません。
そのため狼チームが嘘をつきやすく、初心者にもやさしい作りとなっています。
ヘリウムリング
ヘリウムリングは、1チーム6〜10名で、1回5分程度でできるゲームです。
1チームに1つ、フラフープを用意し、チームメンバーは輪になって向かい合わせに立ち、全員の人差し指にフラフープを乗せて支え、フラフープが地面から浮いている状態になれば準備完了です。
あとは、誰の指からも離れないようにフラフープを地面につけることができれば、ゲームクリアです。
ヘリウムリングは、全員で息を合わせる必要があり、誰かがリーダーシップをとって連携しなければクリアすることは難しいゲームです。
そのため、誰かがリーダーとなる必要性、フォローするサブリーダーの必要性、トライ&エラーを繰り返すことの重要性が学べ、チームビルディングに必要なものが、この5分にすべてつまっています。
時間制限のあるチームビルディングゲーム(1ゲーム20分程度のゲーム)
時間制限のあるチームビルディングゲームとして、1ゲーム20分程度でてきるチームビルディングゲームについて確認してみましょう。
マシュマロチャレンジ
マシュマロチャレンジは、4人1組で行うゲームで、制限時間内に与えられた材料とルールで、どれだけ高いタワーを建てられるかをチーム同士で競うゲームです。
1組に対して、マシュマロ1つ、パスタ20本、テープ90cm、ひも90cm、はさみ1本を用意します。
ルールは、パスタとテープ、ひもでタワーを作り、頂上にマシュマロを置きます。
マシュマロはタワーに刺しても構いませんが、テープで足場を固定することは禁止です。
マシュマロゲームは、創造性と連携、指示系統の大切さを学ぶことができるゲームです。
ゲームが終わった後に、必ず振り返りを行うことで、指揮系統の確認や改善点が見えてきます。
チームビルディングのための目標設定
チームビルディングを成功させるためには、適切な目標設定をすることが大切です。
OKRなどの目標設定を導入し目指すべきゴールを明確にすることで、社内全体で「同じ方向を向く」ことができ、従業員ひとりひとりの「今すべきこと」が明確になります。
また、チームビルディングゲームの目的の一つである、社内のコミュニケーションの活性化にも役立ちます。
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また、「HRBrain タレントマネジメント」では、チームビルディング研修をはじめとした従業員の研修データや、スキルマップ、これまでの実務経験、育成履歴、異動経験、人事評価などの従業員データの管理と合わせて、1on1やフィードバックなどの面談履歴、OKRなどの目標管理とマネジメント業務をクラウド上で一元的に管理できるため、人事業務の効率化が期待できます。
HRBrain タレントマネジメントの特徴
検索性と実用性の高い「データベース構築」を実現
運用途中で項目の見直しが発生しても柔軟に対応できるので安心です。
柔軟な権限設定で最適な人材情報管理を
従業員、上司、管理者それぞれで項目単位の権限設定が可能なので、大切な情報を、最適な状態で管理できます。
人材データの見える化も柔軟で簡単に
データベースの自由度の高さや、データの見える化をより簡単に、ダッシュボードの作成も実務運用を想定しています。
▼「タレントマネジメント」についてさらに詳しく
【完全版】タレントマネジメントとは?基本・実践、導入方法まで解説
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