「HRBrain」ロゴリニューアル - 制作背景とプロセスのご紹介
「HRBrain」ロゴリニューアルの意図とプロセス
この度、HRBrainのロゴをリニューアルいたしました。
ロゴはサービスを知ってもらうきっかけになる顔であり、初めて見た人にイメージを印象付けるという大きな役割があります。
新しいロゴが出来上がるまでのプロセスを通じて、ロゴのリニューアルに込めた思いを皆さまにお伝えしたいと思います。
ロゴを一新することへの想い
サービスがスタートして1年半弱が経ち、ありがたいことに有料利用企業数も250社を突破いたしました。今まで以上に多くの企業や人々にHRBrainのサービスを広めていきたいと思い、ロゴを一新することになりました。デザインを考えるにあたり、まずはわたしたちが伝えたいHRBrainのイメージをまとめることにより、新しいロゴをどんなものにするかを考えていくことにしました。
サービスのイメージと、問題点の洗い出し
<伝えたいイメージ>
・信頼感・安心感
・親しみやすさ
<改善点>
・細い線で構成されており、他のサービスや会社のロゴと並んだ時に目立たない
・「HRB」「rain」と誤った区切り方で認識する可能性
以前のロゴマークは細い線が多く、どちらかというと繊細な印象が強いところがありました。そこで、より太くシンプルなデザインにすることにより、頼りがいがあり、安心して利用できるサービスであることを印象付けたいと思いました。また、人によっては「HRB」で一つのワードとして認識する可能性もあることから、その点も新しいロゴで解決したいと思いました。
ロゴのタイポグラフィを決める
まず、伝えたいイメージを元に、装飾の無いゴシック系のタイポグラフィーに絞ります。信頼感とインパクトが欲しいので、程よく太いフォントを選びました。
その後、フォントを調整します。安心感があり親しめる印象を考慮し、少し丸みを出しました。いくつかのパターンを比べ、より伝えたいイメージに近いものを選びました。
「R」「B」「a」の文字に少し余白を入れることにより、太いフォントでも 重たくなくスッキリし、一般的なフォントにはない個性が出ました。
イメージをもとにロゴマークを作成
以前のロゴ同様、「Brain=脳」の形を元にしたロゴマークを作成しました。
他社のロゴと並んでもインパクトのあるものにしたいため、線で構成されるマークをまず除外しました。また、脳の形をベースに、クラウドサービスを連想させる雲と、アイディアを連想させる吹き出しの要素を取り入れることにしました。
ロゴとロゴマークを組み合わせる
ロゴとロゴマークを上下配置で使う場合、吹き出しのようになっている先を「i」の頭に合わせました。「i」という文字から「人」を連想できるようにしたいという意図があります。「HR=ヒューマンリソース」は「人」が中心となったサービスだということを表現しました。
仕上げにロゴマークを黄金比で美しく
美しく調和の取れたデザインは、多くの人が安心感と好感を持ちます。そこで「黄金比」をもとに、ロゴマークの形を最終調整しました。
最後に一番影響力のある色を決定
色が与える影響力は、視覚の中で最も大きいとされています。色により人が受けるイメージが大きく変わるということです。
今回のロゴリニューアルで伝えたかったことは「信頼感・安心感」と「親しみやすさ」です。リニューアルする前のロゴや、サービスの色も緑色でしたが、新しいロゴはどの色にするのか、それぞれの色の特色や効果を比べて検証しました。
「信頼感・安心感」更に「親しみやすさ」では、やはり緑がベストだという結果に落ち着きました。
2種類の緑色を使う理由
緑は彩度が低いと「堅実」なイメージ、高いと「新鮮」なイメージを与えます。そこで、2種類の緑を使用することにしました。「HR」部分は堅実で信頼感を表現するため彩度の低い緑にし、「Brain」部分はフレッシュで親しみの持てる印象にするため彩度を上げた明るい緑にすることにしました。
また、2色に分けたことにはもう一つ理由があります。「HRB」で一つのワードとして認識されてしまう問題を解決するためです。「HR」と「Brain」で色を分けることにより、改善することができました。
完成したロゴとともに、新しい一歩を
こうしてHRBrainの新しいロゴとロゴマークが完成しました。
ロゴに託したように、頼れるサービスとしてご利用していただけるようこれからも励んで参りますので、新しいロゴとともにHRBrainをどうぞよろしくお願いいたします。