人事評価クラウドのHRBrain シリーズB投資ラウンドで約4億円を調達
人事評価クラウドサービスの『HRBrain』を提供する株式会社HRBrain(本社:東京都港区、代表取締役社長:堀 浩輝、以下HRBrain)は、三谷産業株式会社、株式会社サイバーエージェント、みずほ成長支援第3号投資事業有限責任組合、JA三井リース株式会社を引受先に、シリーズB投資ラウンドにおいて約4億円の第三者割当増資を実施しました。
『HRBrain』は、従業員の目標設定から評価までプロセスの全てをクラウド型のソフトウエアで効率化し、組織の生産性や目標達成力を高めるクラウドサービスです。2017年1月のリリースから、積極的な機能追加を行いプロダクトを進化させていく中、生産性の向上を目的とした働き方改革も追い風となったことで、550社を超えるお客様にサービスをご活用頂いています。今回の資金調達により、更なる機能・マーケティング体制の拡充と、将来に向けた事業基盤の強化を図ります。
引受先(カッコ内は無限責任組合員)
・三谷産業株式会社
・株式会社サイバーエージェント
・みずほ成長支援第3号投資事業有限責任組合(みずほキャピタル株式会社)
・ JA三井リース株式会社
当社の累計資金調達額は、今回の資金調達を含め約6億円となります。
これまでにジェネシア・ベンチャーズおよびBEENEXT等から出資を受けており、みずほキャピタルは弊社の既存株主であり追加出資になります。
三谷産業株式会社 代表取締役社長 三谷 忠照
「『HRBrain』は当社でも利用を開始していますが、当社の掲げる「働きがいと働きやすさの両立」を推進する上で非常に有効なツールであると実感しています。当社は『HRBrain』の販売代理店となっており、さらに当社オリジナル製品である統合型コラボレーションツール『POWER EGG®』とのシナジーを図ることで、より付加価値の高いソリューションの提供を目指してまいります。 」
株式会社サイバーエージェント 代表取締役社長 藤田晋
「堀社長率いるHRBrain社は労働生産性向上という日本が抱える課題解決にチャレンジされるスタートアップで、若手起業家を応援させて頂く目的で藤田ファンドから投資させて頂きました。
当社でもAbemaTVなどサイバーエージェントグループの事業部、グループ会社で活用しており、目標設定から評価までのオペレーションを簡潔に行うことができるため組織の生産性を高めるツールとして役立っており、今後の成長も期待しております。」
JA三井リース株式会社 ICTソリューション部長 鶴田己起
「JA三井リースは、中期経営計画「Real Change 2020」において、成長分野・独自性分野への注力を重点施策の一つとして掲げ、今後成長が見込めるICT分野の深耕により新ビジネスへの参入を目指しております。今回、HRBrainの展開するビジネスの高い将来性に着目し、出資を決定いたしました。当社は、ファイナンス機能の提供や全国に拡がる顧客網を活かした営業協力等、HRBrainの企業成長を後押しするための連携を進めてまいります。」
みずほキャピタル株式会社 常務執行役員兼営業第3グループ長 黒崎力蔵
「今回のシリーズBに際し既存株主として追加出資の機会を頂きました。前回2017年12月の出資から約2年間ご一緒させて頂く中で堀社長を中心とするチームの高い熱量及び事業成長力には驚かされるばかりです。人材×IT市場の盛上りを追い風として今後の更なる成長を確信しています。みずほキャピタルは今後も各株主様及びみずほグループ各社と連携しHRBrainが目指す「生産性の向上」をサポートして参ります。」
株式会社HRBrain 代表取締役社長 堀 浩輝
「4億円のシリーズB資金調達を実現できたことは、今後の事業展開を加速するための大きな原動力です。今回は私の古巣であるサイバーエージェント、90年以上の歴史を持ち私の故郷である北陸・石川県金沢市を代表する企業である三谷産業、日本の大手総合リース会社であるJA三井リースを新たな株主にお迎えし、みずほキャピタルには引き続き追加出資をいただく形となりました。今後も、プロダクトや連携パートナーを拡充していくことで、より多くの企業の成功に寄与できるよう励んでまいります。」
HRBrainについて
HRBrainは、これまで企業が紙や表計算ソフトなどで管理してきた人事評価プロセスを効率化する人事評価クラウド『HRBrain』を提供しています。目標シートの記入から人事担当者による評価管理までをクラウドで一元化することで、人事担当者の評価業務における作業を効率化し、蓄積されていくデータを元に効果的な人事戦略が可能となります。
今後は、人事評価クラウドHRBrainの更なる機能拡充を進めつつ、新たに従業員のデータベース機能やアナリティクス機能等の提供を通して強い組織づくりに必要不可欠なSaaSプロダクトへと進化して参ります。