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リモートワークでも従業員エンゲージメントを高める方法とは?

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リモートワークでも従業員エンゲージメントを高める方法とは?

目次

    社会情勢の影響で急速に普及するリモートワーク(テレワーク)。リモートワークで従業員エンゲージメントはどう変化するのでしょうか?そしてエンゲージメントを高めるためには?今回はリモートワークにおけるエンゲージメントの高め方についてご紹介します。

    リモートワーク(テレワーク)の働き方とは?オフィスワークとの違いとは?

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    リモートワーク(テレワーク)の定義

    リモートワークは日本ではテレワークとほとんど同義語として使われています。一方、総務省はテレワークについて「ICT(情報通信技術)を利用し、時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方」と定義しています。つまりリモートワーク(テレワーク)とは単に会社と離れた場所で働くことではなく、「時間や場所を有効に活用した」働き方を指しているのです。オフィスワークをリモートワーク(テレワーク)の対義語として位置づけるなら、オフィスワークは「場所と時間が限定された」働き方と定義できるでしょう。

    リモートワーク(テレワーク)の種類

    総務省はテレワークの種類として、サテライトオフィス勤務、モバイル勤務、在宅勤務を定義しています。サテライトオフィスは会社とは別の場所にリモートワーク用のオフィスを設置することです。モバイル勤務とは移動中にも仕事ができることを指します。そして在宅勤務は自宅で仕事することです。いずれも働く人のワークライフバランスの実現など多様な働き方を実現する手段として活用されています。

    リモートワークにおける生産性

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    リモートワークが社員に与える影響

    NECでは2018年に社員5,832名に対しテレワーク導入が従業員に与える影響についてアンケート調査を行いました。その結果、テレワーク導入に対するポジティブな効果として回答の多いものから順に「プライベートの充実」、「集中度アップによる生産性の向上」、「隙間時間の活用等による生産性の向上」、「充実感・幸福感の向上」という結果を得られました。この調査だけでは一概には言えませんが、テレワーク導入自体にはポジティブな効果があると考えられます。

    リモートワークで生産性はどう変わるのか?

    一方、経済産業研究所は今年3月、新型コロナウイルス影響下における在宅勤務と生産性の関係をまとめました。テレワークが30%生産性を高める一方で、緊密なコミュニケーションが求められる職場ではフェイストゥフェイスが生産性を高めることも指摘しています。つまり、リモートワークでは生産性が高まる仕事とそうではない仕事が存在することが示唆されているのです。

    在宅勤務と従業員エンゲージメントの関連性

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    在宅勤務ではオフィスワークと異なる点が大きく2つあります。

    コミュニケーションの質

    まずコミュニケーションの質が大きく変化します。人間は無意識に相手の表情やしぐさ、雰囲気など相手の機微を読み取ってコミュニケーションしています。リモートワーク環境下では音声と表情によるコミュニケーションが中心となり、相手の言葉のニュアンスや雰囲気を読み取ることが難しくなります。それによりコミュニケーションの質が対面より低下することが考えられます。

    物理的な一体感

    オフィスワークでは同じ場所にいることで一体感が生まれます。一方、リモートワークでは場所を起点にした一体感を生み出すことができなくなります。物理的な距離感から生まれる一体感が減少することで、会社への帰属意識が低下し、従業員エンゲージメントも低くなる可能性があるでしょう。

    では、こうした在宅勤務の環境は従業員エンゲージメントにどう影響を与えるのでしょうか。

    従業員エンゲージメントと二要因理論

    在宅勤務と従業員エンゲージメントの関係についての研究はまだ多くありません。そこでこの記事では、ハーズバーグの二要因理論を用いた説明をします。二要因理論とは、職場環境においてそれがないと不満足につながる衛生要因とそれがあることでプラスの効果がある動機付け要因の2つの要因から構成されます。衛生要因には会社の方針、上司や同僚との関係、労働条件・賃金など「働きやすさ」を示すものが含まれます。動機付け要因は、仕事における達成感、承認されること、仕事そのものの面白さ、責任感や成長など「働きがい」に関係するものです。

    在宅勤務とエンゲージメント

    在宅勤務とオフィスワークを比べた際に変化があるのは上司や同僚との関係です。仮に在宅勤務により、上司や他の同僚との関係が希薄になった場合はエンゲージメント低下の要因になりうるでしょう。一方で、在宅勤務であっても動機付け要因が充実していればエンゲージメントが高まる可能性があります。つまり、在宅勤務かどうかは従業員エンゲージメントの要因になる可能性は低く、在宅勤務によりチームのコミュニケーションが低下することが従業員エンゲージメント低下の原因になると考えられます。

    従業員エンゲージメントが高まるポイント

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    動機付け要因を高める


    従業員エンゲージメントを高めるには、二要因理論をもとに衛生要因を充実させ動機付け要因を高めることが必要です。企業では会社の設備や福利厚生の充実、給与・賞与の支給により衛生要因を充足さえている場合が多いでしょう。一方で動機付け要因を高める努力を行っている企業は多くはないでしょう。逆に言えば動機付け要因を高めることで、従業員エンゲージメントを高められるともいえます。例えば動機付け要因となる従業員がやりがいを感じられるような業務のアサイン、達成感や承認を得られるような風土づくりを行えば従業員エンゲージメントを高められます。

    エンプロイーエクスペリエンス

    もう一つ、従業員エンゲージメントを高める方法としてエンプロイーエクスペリエンスの導入が考えられます。まず従業員が仕事において成長や達成感を感じるために、入社から退職までの会社における従業員体験価値を見える化します。そして、もし現在のキャリアパスやジョブローテーションでは達成感や承認を感じられないようであれば見直しを行うのです。エンプロイーエクスペリエンスは、動機付け要因を改善する手法として有効な手段であると考えられます。

    リモートワーク環境下で従業員エンゲージメントを高めるメリットとその効果

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    リモートワーク環境下において従業員エンゲージメントを高めるメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

    自律性の向上

    リモートワークでは、物理的に上司が指示を与える機会が少なくなります。そのため従業員それぞれが自律的に仕事をすることが求められます。エンゲージメントを高めることで、従業員が「もっとこの会社で仕事をしたい」と思うようになり自律性をさらに向上させることができるでしょう。反対にエンゲージメントの低い組織ではリモートワーク環境下で従業員がサボりがちになることが想定されます。

    さらなる効率化

    一般的にリモートワークでは会議時間の短縮、チャット活用によるコミュニケーションの効率化などにより生産性が向上する効果が認められています。リモートワーク環境下でエンゲージメントを高めることができれば、コミュニケーションの活性化や自律性の向上により業務がさらに効率化することが考えられるでしょう。
    このように、エンゲージメントを高めることでリモートワークでの生産性をさらに向上させることができます。

    リモートワークで従業員エンゲージメントを高める方法・事例

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    では実際にリモートワーク環境下でエンゲージメントを高めるにはどのような方法があるのでしょうか。

    従業員エンゲージメントを高めるには?

    リモートワーク環境下であっても、エンゲージメントを高める方法はオフィスワークとほとんど変わりません。ここまでご紹介したように、取り組みやすい衛生要因だけでなく、動機付け要因を高めることが重要なポイントです。ただし物理的なコミュニケーションの面でリモートワークは一体感を感じられないというデメリットがあります。そのため、チャットやWEB会議ツールを使用してオフィスワークよりも頻度高くコミュニケーションをとることが必要です。また、エンゲージメントを高めるためには「心理的安全性」がとても重要な要素になります。オフィスワークでは、近くにいる上司にすぐ声をかけることができますが、リモートワークでは上司の様子が見えないため部下は声をかけづらい状況が生まれます。そのため上司から仕事の話だけではなく、部下の健康面や日々の過ごし方を気遣うことで何でも話せる雰囲気を積極的につくりましょう。

    従業員エンゲージメントを高めた事例

    早くから本社社員全員のリモートワークを導入したカルビーでは、社員の在宅勤務が定着しました。一方で、社員からは上司と部下の間のコミュニケーションが希薄になったという声も聞こえるようになりました。そこでリモートワーク環境下でも上司が部下に対して1on1ミーティングを実施するなど、高頻度かつ積極的なコミュニケーションを実施するようにしました。その結果、上司部下間のコミュニケーションが改善されたという声が社員から聞かれるようになったそうです。

    リモートワークに使える従業員エンゲージメント関連ツール

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    最後にリモートワーク環境下でも使える従業員エンゲージメントを高めるツールをご紹介します。

    ocapi

    チームを「見える化」するエンゲージメントサーベイです。MITのダニエル・キム教授が提唱した「成功循環モデル」をもとに、チームの「関係性の質」を明らかにできます。単価も1人500円と安く、PCやスマートフォンから簡単に回答できるツールです。また、単にエンゲージメント調査を行うだけでなくチームの状況を見える化することで、改善に向けたチームでのディスカッションを促すことができるようになっています。リモートワークを導入して少し慣れてきたころに実施するとよいでしょう。

    KAKEAI

    エンプロイーサクセスツールであるKAKEAIは、従業員の日々の状態を可視化することができます。特に優れているのが、職場の他のメンバーが特定のメンバーに対して「XXさんが困っている」という状態を上司に簡単に共有できることです。他にも簡単なアセスメントツールにより個人の特性を調べられるほか、 1on1 の支援機能も充実しています。

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    HR大学 編集部

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