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おすすめのエンゲージメント測定ツールは?活用のコツや背景も紹介

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おすすめのエンゲージメント測定ツールは?活用のコツや背景も紹介

目次

    従業員エンゲージメントを向上させたい方は必見!エンゲージメントツールを上手に活用し、従業員が望む職場環境をつくりましょう。今回はエンゲージメントツールを活用する際のポイントや注意点をご紹介します。

    導入

    エンゲージメントという言葉を耳にしたことがあるでしょうか。

    近年では、主にビジネスシーンで使われることが増え、優秀な人材確保のためや業績アップには欠かせないワードとなりました。

    しかし、ただ闇雲に従業員が満足する対策を取ってもエンゲージメントの向上は難しく、エンゲージメントツールを活用し、しかるべき施策を取る必要があります。

    今回は、エンゲージメントツールに焦点を当て、選ぶ際のポイントや、メリットとデメリットについて解説します。

    1.エンゲージメントツールとは?

    まずはエンゲージメントツールの概要と必要とされる背景を解説します。

    エンゲージメントツールの概要

    エンゲージメントという言葉が、近年は注目されています。

    ビジネスシーンで使われるエンゲージメントは、様々な意味を持っており、使われ方もさまざまです。

    例えば、『従業員エンゲージメント』とは、従業員が企業に対して感じている愛着や愛社精神の度合いを指します。

    つまり、『従業員エンゲージメントを向上させる』とは、『従業員の愛着を高める』という意味です。

    エンゲージメントツールとは、企業で課題としているエンゲージメントを改善させるためのツールで、『エンゲージメント度合いを確認するツール』と『エンゲージメントを向上させるためのツール』が存在します。

    事業活動をする上で目には見えないエンゲージメントを測定し、向上させるためには、ツールの活用が必要不可欠です。精度の高いエンゲージメント調査・改善活動を行うことで、企業成長につながります。

    エンゲージメントツールが必要とされる背景

    エンゲージメントツールが必要とされる背景には、日本の人口減少に伴う働き手の不足が関係しています。

    少子高齢化が進む日本では、現在の人口の40%ほどが高齢者と言われ、体力がある20代・30代の人口が極めて少ない状態です。

    こうした現状を受け、企業は自社で長く活躍してくれる人材確保に苦慮する状況となり、中途採用や外国人労働者の採用を積極的に行っています。

    しかし、これだけでは足りず、今いる従業員が会社に愛着を持ち、長期で働いてくれるような居心地の良い会社を目指す動きが始まっています。

    従業員のエンゲージメントを向上させるためにも、精度の高いエンゲージメント調査が必要となり、エンゲージメントツールを活用する企業が増加しています。

    また、働き方改革が進む日本では、従業員が望む会社・働き方を現実にするためにも社内の意見を集める必要があります。

    エンゲージメントツールを活用する企業の中には、働き方改革の一環で使用している場合もあるかもしれません。

    2.エンゲージメントツールの導入目的と種類

    次に、エンゲージメントツールを導入する目的を解説します。

    また、導入を検討したい方のために、どういったツールがあるのか、いくつかご紹介します。

    エンゲージメントツールを導入する目的

    まずはエンゲージメントツールを導入する目的について考えてみましょう。

    見えない兆候を掴む

    エンゲージメントツールを活用する大きな目的は、数値化できない従業員の気持ちや感じていることを把握するためです。

    企業の業績や達成率などは数字で表されることが多く、全員が同じ情報を共有できます。

    しかし、数値化できない情報の共通認識を全員で持つことは難しく、それらを数値化し、ひいては可視化することが重要です。

    エンゲージメントツールは、従業員の気持ちや考えを数値化・グラフ化することで、目に見える情報に変えられます。

    離職率改善

    自社のエンゲージメント状況を確認し、組織の課題を改善することで、働きやすく居心地のいい会社に生まれ変わるでしょう。

    エンゲージメントツールを導入せず、ただ闇雲に従業員が好みそうな対策を取るだけでは、従業員が望まない内容が含まれるなど、効果的な改善にならないケースもあります。

    ツールを使用して従業員が望む対策を的確に立てることができれば、従業員エンゲージメントが向上し、離職率の改善につながるでしょう。

    働きやすく、居心地のいい会社になることで離職率が改善され、優秀な人材の確保につながります。

    業績・生産性向上

    従業員エンゲージメントを向上させることで、従業員が高いパフォーマンスを発揮できる職場環境に生まれ変わることもあります。

    従業員が高いパフォーマンスを発揮できる環境が整えば、業務の効率化につながり、企業の業績アップにもつながるでしょう。

    人事異動に活用する

    従業員が高いパフォーマンスを発揮できる環境づくりとして、ひとりひとりの能力・個性に適した部署に異動させることもできます。

    エンゲージメントツールは、エンゲージメント調査だけでなく、従業員を深く知るための調査にもなります。そこで得られた情報を人事部門でも活用可能です。

    従業員が自分に適した部署に配置されることによって、ひとりひとりが高いパフォーマンスを発揮できる環境になるでしょう。

    エンゲージメントツールの種類

    次にエンゲージメントツールの種類について説明します。

    エンゲージメントツールは大きく分けて2種類あります。

    エンゲージメントチェックツール

    エンゲージメントチェックツールとは、「従業員のエンゲージメント度合いを確認するツール」です。

    従業員エンゲージメントを向上させたい場合、まずは自社のエンゲージメント状況を把握する必要があります。そのためにエンゲージメントチェックツールが必要になります。

    エンゲージメント状況をチェックする実施方法として、「パルスサーベイ」と「エンゲージメントサーベイ」があります。

    パルスサーベイとは、日ごとや週ごとなど、比較的短いスパンで従業員のモチベーションや意見をできるだけもれなく集める方法です。

    短いスパンで調査を行うことで、従業員の細かい変化や職場の問題を早めに把握でき、課題の早期解決につながります。

    一方、エンゲージメントサーベイは、数ヶ月に1度、あるいは年度に1度など、一定の期間を開けて定期的に実施します。

    パルスサーベイでは触れない項目についても調査するため、より根本的な課題へのアプローチができます。

    エンゲージメント向上ツール

    エンゲージメントチェックツールを活用し、組織の課題や従業員の考えを把握できたとしても、実際に改善対策を立てなければ環境は改善されません。

    そこで、実際にエンゲージメントを向上させるために使用するのが、エンゲージメント向上ツールです。

    エンゲージメント向上ツールには、従業員と管理職でコミュニケーションを取るための機能や従業員のやる気を上げるための機能が備わっています。

    具体的には、1on1ミーティングで従業員の悩みを把握する機能や、従業員間で感謝を伝え合うツールなどが挙げられます。

    エンゲージメントチェックツールを活用し、組織の課題が明確になったら、エンゲージメントツールの機能を上手に使い分け、実際のエンゲージメントを向上させるのが一般的な流れです。

    3.エンゲージメントツールのメリット

    ここからはエンゲージメントツールを活用することで得られるメリットについて解説します。

    コミュニケーションが活性化する

    エンゲージメントツールを活用することで、組織の課題や働いている従業員の悩みが明確になり、その課題について議論できるようになります。

    例えば、従業員が勤務形態に不満を感じているとしましょう。

    しかし、管理職は今まで問題を感じなかった勤務形態で、現在も問題ないと考えています。

    組織を管理する管理職が、従業員が抱える不満や悩みを認識できていない場合、従業員の状況について十分な理解ができません。

    つまり、管理職と従業員の間で、組織の課題認識を統一する必要があり、エンゲージメントツールはその課題認識の統一に欠かせません。

    管理職と従業員が同じ課題認識を持つ組織では、課題解決に向けた円滑なコミュニケーションが生まれ、職場改善をより早く、効率的に取り組めます。

    モチベーションが向上する

    エンゲージメントチェックツールを活用し、従業員の望む働きやすい環境づくりを行えれば、従業員のモチベーション向上につながります。

    また、従業員の個性や適性を把握し、適した部署に配置できれば、高いパフォーマンスを生み出す職場環境になるでしょう。

    心理的安全性が高くなる

    心理的安全性が高い組織とは、簡単に言えば本音で話し合いができる組織のことです。エンゲージメントツールを導入し、従業員サーベイの結果から従業員の個性や適性が把握できることもあります。従業員を適正のある部署に配置することで社員間のコミュニケーションが活発になり、会話の質も向上するでしょう。

    心理的安全性が高い状態になると、従業員は意見を発信しやすくなったり、パフォーマンスが向上したりします。

    4.エンゲージメントツールのデメリット

    ここでは、エンゲージメントツールのデメリットについて解説します。

    導入そのものに抵抗感を覚える

    会社の経営層や管理職の中には、エンゲージメントツールの扱いが面倒に感じることもあります。

    特に従業員と直接接点のある管理職にとっては、組織の課題や不満が明確となり、負担に感じてしまうこともあるため、注意が必要です。

    経営層や管理職の理解を得られるように、社内で導入する目的やエンゲージメントツールに関する共有することで、抵抗感をなくしてエンゲージメント向上に取り組めるでしょう。

    導入に費用がかかる

    エンゲージメントツールを使用するためには費用がかかります。

    ツールを使用するためにあまり多くの費用をかけられない場合は、自社に必要なエンゲージメントツールの機能を選別しましょう。

    近年では、エンゲージメントツールが豊富に出回っており、使える機能によって費用を抑えることも可能です。そのため、課題解決が必要な項目に働く機能だけを使用できます。

    問題点が可視化される

    エンゲージメントツールを使用することで、これまで見えていなかった問題点が多く見つかり、課題が山積みになる可能性があります。

    しかし、課題が見つかることは決して悪いことではありません。

    問題が見つかりすぎると、何から手をつければいいかわからくなりますが、優先順位をつけて取り組みましょう。

    5.エンゲージメントツールを選ぶ上で押さえておきたいポイント

    ここからは、エンゲージメントツールを活用する際に抑えるべきポイント・注意点をご紹介します。

    選び方

    まずは、エンゲージメントツールを選ぶ上で重要なポイントをご紹介します。

    使いやすさ

    エンゲージメントツールを導入しても、社内で使いこなせるツールでなければ意味はありません。

    機能が豊富に備わっているツールが多数存在しますが、社内のITリテラシースキルなどを鑑みて、従業員が使いやすいと感じるツールを選びましょう。

    ツールの中には、契約前に試せるサービスも存在するため、いくつかの候補を決めて試してみるのもいいでしょう。

    目的に沿っているか

    「従業員エンゲージメントを向上させる」と一口に言っても、解決すべき課題は会社によって異なります。

    例えば、働く環境を改善したい場合と、人事評価への納得度を改善したい場合では、取り組みべき対策やアプローチ方法が違います。

    まずは社内で解決したい課題を明確にしたあと、その課題にアプローチできるツールを選定しましょう。

    予算内か

    ツールを選ぶ上で、導入する際にかかる費用についても気を付けるべきポイントです。

    一見、機能が豊富に備わっているツールがいいと見えてしまうかもしれませんが、必要のない機能が含まれている可能性があります。

    まったく使わない機能も費用の中に含まれるため、組織に必要な機能だけが備わったツールを選択しましょう。

    活用方法

    エンゲージメントツールを導入し、実際に使い始めた際の活用ポイントをご紹介します。

    定期的に1on1ミーティングを開催する

    エンゲージメントツールを活用する主な目的は、定期的なミーティングを開催することです。

    従業員エンゲージメントを向上させるためには、従業員とのコミュニケーションが重要です。定期的なミーティングを設定することで上司と部下の間に信頼関係が生まれます。

    また、他の人がいる環境では悩みを打ち明けにくい従業員もいるため、1on1ミーティングが適していると言えます。

    エンゲージメントチェックツールで得た結果を人材配置に反映させる

    エンゲージメント調査のために使用したチェックツールは、従業員エンゲージメント向上のため以外にも活用可能です。

    例えば、各部署に適した人材を配置することもチェックツールで得た情報を使えば実現できます。

    本人の希望や適性にあった人材配置を行うことで、従業員エンゲージメントの向上が見込まれるだけでなく、効率化を図ることもでき、結果的に企業の業績が上がることも考えられます。

    ツールの効果を最大限有効活用することで、かかった費用以上のメリットが得られるでしょう。

    ツールを形骸化させない

    コストをかけて導入したツールを、定期的なイベントだけで終わらせないように気を付けて活用しましょう。

    長期間ツールを使い続けると、導入した当時の目的や意図が忘れられてしまう傾向があります。同様に、従業員との定期ミーティングも形骸化されるケースがあります。

    ツールを導入した目的を目的を常に意識し、組織の課題や従業員が抱える悩みに向き合うことで、ツールを活用していると言えるでしょう。

    注意点

    ここからは、エンゲージメントツールを活用する上で注意すべきポイントをご紹介します。

    導入する目的を社内に共有する

    エンゲージメントツールを活用することで組織の課題が明確になり、解決手段を取る必要があります。経営層や管理職の中には、それを面倒に感じる人もいるかもしれません。

    しかし、課題の明確化は組織のレベルアップには欠かせないもので、エンゲージメントツールを使用する意義があります。

    従業員をサポートし、かつ、制度や環境作りができる立場の経営層と管理職には、ツールを導入する目的を共有し、認識を統一しておくことをおすすめします。

    焦らず時間をかけて運用する

    エンゲージメントツールを使用する場合、「ツールを導入したからには早期で結果を出さなければ」と焦るかもしれません。しかしエンゲージメントツールは、時間をかけてゆっくりと活用することで効果を発揮します。

    ツールを導入した直後は、対策を講じても思うように効果が出ない可能性があります。反面、時間をかけて取り組むことで徐々に改善することもあります。

    ツール使用時や、その対策プランを実行する時は毎回目標を立て、その目標をひとつずつ達成することを意識して取り組みましょう。

    6.おすすめのエンゲージメントツール4選!

    最後に、数あるエンゲージメントツールの中でも特におすすめのツール3つをご紹介します。

    EX Intelligence

    EX Intelligenceの特徴は、従業員のアンケート集計と分析機能が豊富に備わっている点です。

    アンケート機能は、設問がカスタマイズでき、自社にあった形で活用できます。

    また、収集したデータを分析し、個人の課題を可視化し、離職の兆候を掴む機能が備わっています。

    データの収集と分析のしやすい点から、初めてエンゲージメントツールを導入する企業におすすめです。

    Co:TEAM(コチーム)

    Co:TEAM(コチーム)の特徴は、上司からのフィードバック収集や、1on1ミーティング機能が豊富に備わっている点です。

    上司からのフィードバックは業務改善だけではなく、賞賛を送ることもでき、従業員の業務改善を図りつつモチベーション向上につなげられます。

    また、14日間の無料トライアルが用意されており、お試しで使うことができるのも魅力です。

    RECOG(レコグ)

    RECOGの特徴は、従業員を褒めるツールが豊富に備わっていることです。そのため、従業員のやりがいやモチベーションアップが期待できます。

    RECOGが提供している機能には、従業員の活躍や強みをグラフ化する『メンバーページ』や、従業員の活躍を褒め合う『レター』という機能などがあります。

    従業員は第三者から注目されているという意識が生まれ、業務効率アップや、やる気の向上が期待できます。

    TUNAG(ツナグ)

    TUNAGの特徴は、社内のコミュニケーションを円滑にさせるためのツールが豊富に備わっている点です。

    必要な情報がタイムライン機能で確認でき、SNSのような手軽さがあります。

    また、従業員には企業理念や経営理念に沿った情報を優先的に発信できる機能があり、質の高い情報発信が魅力です。

    まとめ

    今回は、エンゲージメントツールにスポットライトを当て、その概要やメリット・デメリット、活用時のポイントについて紹介しました。

    近年では、エンゲージメントツールが豊富に出回っており、多くの機能を比べて選択できる時代になりました。その一方で、選定時には迷う原因にもなるかもしれません。

    必ず、導入する目的や解決したい課題に沿ったツールを選択するように意識しましょう。

    また、おすすめのエンゲージメントツールを3つご紹介しました。ひとくちに『エンゲージメントツール』といってもかなり差があります。どれが一番合っているのか、という視点で考えてみるのも良いでしょう。ツールの選択で迷ってしまった方は、今回紹介したツールを試してみてはいかがでしょうか?

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    HR大学 編集部

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