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アジリティのビジネスにおける重要性。経営やIT・物流業界別など詳しく解説

アジリティのビジネスにおける重要性

アジリティのビジネスにおける重要性。経営やIT・物流業界別など詳しく解説

目次

    ビジネスを取り囲む環境は刻一刻と変化しています。スピード感がある対応を求められる昨今「アジリティ」という言葉が注目されています。ビジネスにおけるアジリティの意味やアジリティを高める方法、その他のジャンルでどのように使われる言葉なのかを解説します。

    アジリティとは

    アジリティとは

    ビジネスの環境が著しく変化する中で「スピード感」のある対応だけでは乗り切れなくなる場合があります。その時に必要なのが「アジリティ」です。では、そもそも「アジリティ」とはどのような意味を持つのでしょうか。

    アジリティの意味 

    アジリティとは「敏捷性」「機敏さ」「軽快さ」などの意味を持ちます。同じような意味でスピードやクイックネスがありますが、スピードは「単純な速さ」を意味しており、クイックネスは事象に対して「どれだけ素早く動くか」という意味になります。

    アジリティはビジネス用語として使われるよりも先に、バスケットボールやサッカーなどで使われていました。相手を正確にかわしたり、瞬時の判断能力が重要なスポーツ用語として耳馴染みがあるかもしれません。

    アジリティのビジネスにおける必要性

    企業やビジネスパーソンは、現代社会の急激な変化に対応できないと、途端に差をつけられてしまいます。近年のビジネス環境に目を向けると、ペーパーレス化や、リモートワークの普及など、過去に例を見ないほど変化に富んだ状況です。企業を取り巻く状況の変化に対応するためには、「スピード感」をもって「変化に対応する」といった両方の意味を兼ね備える「アジリティ」の高い社員の重要性や、育成の重要性が注目されています。

    アジリティの高い組織や企業の特徴

    アジリティの高い組織や企業の特徴

    変化に対応するために必要なアジリティ。ビジネスでの必要性が認識されつつありますが、アジリティが高いと企業や組織にはどのようなメリットがあるのでしょうか。またアジリティが高い組織の特徴もあわせて解説します。

    アジリティが高いことによるメリット

    アジリティを高く発揮しているビジネスパーソンになると、どのようなメリットがあるのでしょうか。

    ・変化に対応しやすくなる
    状況の変化に的確に対応していくことが可能になり、たとえ判断が間違っていたとしても逐次修正が可能になります。

    ・仕事が早くなる
    変化に対応するための意思決定が正確ならば、次に繋がる行動も早くなります。顧客のニーズを掴んだり、トラブルに対応するのも容易なはずです。

    ・率先して仕事ができるようになる
    常に的確な判断をもとめられ、実行していくうちに、率先して仕事をこなしていくのが習慣となり、リーダーシップが磨かれます。

    アジリティが低いビジネスパーソンの特徴

    変化に素早く対応できないため、顧客や周りの方の信頼を獲得できない可能性があります。

    • 自分のやり方に固執し、成果がついてこない
    • 提出物が締め切りギリギリまたは過ぎてしまう
    • 仕事を他人任せにしてしまう

    このようなことでは、評価されにくいビジネスパーソンになってしまいます。

    アジリティが高い組織とは

    アジリティの高い組織はどのような組織なのでしょうか。

    ・組織の目標が明確
    組織のリーダーが掲げる目標が明確です。採用部門であればどれだけの人数を採用するのか、どのような人材を採用するのかなどの軸がぶれてしまうと目標に到達するのが難しくなります。

    ・チームのコミュニケーションが活発
    チーム内でのコミュニケーションが活発に行われると、個人では出てこない発想が生まれやすくなるため、変化に対応することも容易になります。また業務を進めていく上で、目標とずれてきた場合は上司、部下関係なく活発にコミュニケーションをとることで方向性を修正することも可能です。

    ・高いリーダーシップを持つメンバーが多い
    目標を共有しているため、リーダーはメンバーに仕事を任せることができます。正確に素早い判断が習慣化しているため、組織としてのアジリティが高まります。

    アジリティが高い企業とは

    一部門だけでなく、企業としてアジリティ高い企業はどのような特徴を持っているのでしょうか。

    ・従業員に裁量権をもたせ、経営理念が浸透している
    素早く、的確に行動するためには裁量権をもたせることが重要です。しかし、基本的な考え方である企業の経営理念が浸透していないと方向性がバラバラになってしまうため、アジリティが高い企業では、経営理念を従業員に伝え、その下で行動している企業が多いです。

    ・IT環境が整備されている
    指示書や申請書が紙媒体の場合、申請自体に時間がかかることもあり、素早く意思伝達がされない可能性があるため、IT環境の整備は重要です。

    ・組織間の情報共有やコミュニケーションが活発
    組織間を渡ったコミュニケーションが活発な傾向があります。基本的な考え方や社員の情報を共有するためにITツールを使う企業も増えてきています。

    様々なビジネスシーンで使われるアジリティ

    さまざまなシーンで活用されるアジリティ

    各業界ではどのようにアジリティを捉えているのでしょうか。ビジネスシーンごとに解説します。

    経営におけるアジリティ

    アジリティの高い経営幹部はどのような特徴があるのでしょうか。

    ・情報収集を積極的に行う
    ビジネスにおいて情報収集は大事な要素です。積極的に情報収集を行うことで正確な判断を行うことができ、状況の変化に対応が可能です。

    ・意思決定プロセスの明確化
    アジリティの高い企業の経営者は、従業員に裁量を持たせたいと考えています。しかし、裁量権をもたせるだけではなく、どのように意思決定がされてきたかを明確にすることは重要です。意思決定を明確にするために積極的にITツールを導入しています。

    ・ラーニングアジリティ
    優れた経営者は学びながらその学びを事業に落とし込んでいき、初めて起こったことに対しても柔軟に対応できるのです。変化に対応し、企業を成功に導くには大事なスキルです。

    IT業界におけるアジリティ

    IT業界で使われるアジリティという言葉は世間の変化に対応できるような柔軟なシステム、またはそれに対応できるようなソフトウェアの開発方法のことを指します。

    ・変化に対応しにくい汎用システム
    かつては専用の機械をつかって、特定のベンダーが提供する汎用システムを使用するのが主流でした。汎用システムの良いところはミスが許されないような状況でも信頼して使用ができるというところです。しかし専用の設計となるため改修が難しく、他のシステムとの連結が難しいため、変化に対応しにくいというデメリットが目立っています。

    ・変化に柔軟に対応できるオープン系システム
    現在ではPCを導入する企業が増えているため、PCに合わせたオープン系のシステムの導入が主流になりつつあります。オープン系のシステムを導入することで、他社のベンダーが開発したシステムとも容易に連携を取れるようになり、アジリティの高いシステム開発を行うことができます。

    スポーツ業界におけるアジリティ

    サッカーで特によく使われる用語です。相手の動きを見定め、素早く動き、緩急をつけたボールさばきなどができる能力の高さを「アジリティが高い」と定義づけることができます。ビジネス用語と同様に、変化に素早く対応するだけでなく、正確な判断も伴う行動を指します。

    アジリティを高める方法

    アジリティを高める方法

    アジリティを高めるにはどのような方法があるのでしょうか。またどのように人材を育成したらよいのでしょうか。

    アジリティを重視した人材育成の方法

    ・組織の管理者がアジリティの重要性を理解する
    今までのやり方に固執すると変化に対応できなくなるため、アジリティの重要さを管理者が理解する必要があります。管理者がハイパフォーマーにヒアリングし、どのように判断や行動を行っているかを分析することが必要です。

    ・評価項目にアジリティを入れる
    評価項目にアジリティの高さを導入しましょう。 HRBrainでは、個人の目標設定や面談記録、評価設定などが直感的に行えるため、ハイパフォーマーがどのような意思決定プロセスを行い、顧客のニーズを掴んで行動しているかを直感的に把握できるサービスを提供しています。こういったサービスを利用することもお勧めです。

    ・評価したロールモデルを公表する
    ハイパフォーマーの評価事例を公表しましょう。ロールモデルを参考に行動してもらうことで、アジリティの高い人材が育成されていきます。

    組織や企業のアジリティを高める方法

    ・経営理念を浸透させる
    変化に富む昨今、変えなくてはいけない問題には、解決に向けて積極的に取り組むべきでしょう。しかし会社独自の風土や「顧客のために」「地域住民のために」などの経営理念は変える必要はありません。会社として今どこに問題があり、風土を守るために積極的に行動する必要があることは繰り返し経営者自ら伝え続ける必要があります。

    ・裁量権をもたせ、意思決定スピードを上げる
    問題点の改善に関して裁量をもたせて行動させ、アジリティの高い行動に関してきちんと評価をする風土をつくるのは経営層の重要な仕事です。また組織を超えた活発なコミュニケーションを支えるために、社内SNSツールや共同で作業を行えるようなシステムを積極的に導入するのも重要です。

    【まとめ】人材管理・タレントマネジメント・育成、評価をカンタン・シンプルに

    会社を取り巻く環境は刻一刻と変化していきます。採用に目を向けると新卒一括採用は見直されていき、よりジョブ型雇用が注目されています。人材を評価していく際にアジリティという言葉は切っても切り離せなくなりつつあり、目標設定から評価までを効率的に行うことはより企業の課題として重要さを増していくことでしょう。

    HRBrainは企業の成長と人材を確かな成長につなげるタレントマネジメントシステムです。

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    HR大学 編集部

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