#人材管理
2024/12/09

セルフモチベーションとは?意味や職場と従業員が上げる方法やメリットを解説

目次

セルフモチベーションとは、自分自身でやる気をコントロールし、維持し続けることを指し、仕事においても、より良い成果をあげることや、生産性の向上にもつながるため、社会人にとって必要なスキルと言えます。

セルフモチベーションの意味、セルフモチベーションのメカニズム、モチベーションのコントロール方法、セルフモチベーションとセルフマネジメントとの違いとは、セルフモチベーションを高めるためにおすすめの書籍、セルフモチベーションを自分で上げる方法、セルフモチベーションを企業が上げる方法、セルフモチベーションを組織に定着させる方法について解説します。

セルフモチベーションを高める目標設定方法

セルフモチベーションとは

セルフモチベーションとは、自分自身でやる気をコントロールし、維持し続けることを指します。

また、セルフモチベーションは英語で「Self-motivation」と表記され、自分自身のモチベーションを管理し向上させる方法のことを意味します。

セルフモチベーションは仕事においても、より良い成果をあげることや、生産性の向上にもつながるため、社会人にとって必要なスキルと言えます。

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セルフモチベーションのメカニズム

セルフモチベーションを身に付けるためには、モチベーションのメカニズムを理解することが大切です。

モチベーションを高める仕組みには「外発的動機付け」と「内発的動機付け」の2つがあります。

モチベーションのメカニズムについて確認してみましょう。

外発的動機付け

外発的動機付けとは、報酬や懲罰など強制的に外部からもたらされる、目標に対する動機付けを指します。

例えば、「目標を達成したら給与が上がる」「何かをやらなければ罰則になる」というように報酬に対する欲や、罰に対する刺激などで高めるモチベーションです。

自分の意志とは関係なく会社の命令に従わないといけない場合など、自発的な動機ではない意識が起点になります。

しかし時間が経てば、刺激に対して「慣れ」や「耐性」が付いてしまうため、モチベーションの持続期間が短いことが特徴です。

内発的動機付け

内発的動機付けとは、物事に対する強い興味や探求心など「人の内面的な要因」によって生まれる動機付けを指します。

例えば、仕事に対する興味や関心から生まれるやりがいや、達成感のことです。

誰しも自分の好きなことや興味があることに対しては、時間を忘れて没頭した経験があるのではないでしょうか。

内発的動機付けは、強ければ強いほど目標達成に向けて行動を起こし、高い集中力が発揮されるため、モチベーションが長期間持続することが特徴です。

セルフモチベーションを高め持続させるためには、内発的動機付けを利用することが効果的です。

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モチベーションのコントロール方法

モチベーションをコントロールするためには、自分のモチベーションの変動パターンを認識しておくことが大切です。

特に、モチベーションが下がる原因を把握することができれば、実際にモチベーションが下がるようなことが起きた場合にも、原因の追求に無駄な時間を掛けることなく、冷静に対応することができ、迅速にモチベーションを上げるための行動に移すことができます。

具体的なモチベーションのコントロール方法について、3つのステップに分けて確認してみましょう。

モチベーションのコントロール方法

  1. モチベーションが下がる原因を考える
  2. モチベーションが下がる原因を深掘りする
  3. モチベーションが下がる原因に対しての解決策を考える

モチベーションが下がる原因を考える

モチベーションのコントロール方法の1つ目のステップは、「モチベーションが下がる原因を考える」ことです。

まず、自分のモチベーションがなぜ上がらないのか、心当たりのある事柄をあげていきます。

モチベーションが下がる原因はさまざまですが、「仕事内容への不満」「心身が疲れている」「人間関係がうまくいかない」「待遇が悪い」などが考えられます。

この記事では、モチベーションが下がる原因として、「仕事内容への不満」「心身が疲れている」を例にあげて考えてみましょう。

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モチベーションが下がる原因を深掘りする

モチベーションのコントロール方法の2つ目のステップは、「モチベーションが下がる原因を深掘りする」ことです。

モチベーションが下がる原因の見当を付けたら、「モチベーションが下がった具体的な原因は何か」というような質問をし、自問自答をし、さらに深掘りをしていきます。

例えば、「仕事内容への不満」が原因の場合、「仕事内容に対して、具体的にどのような不満があるのか」について深堀してみると、「仕事内容が自分のレベルに合っていないと感じ、達成感がない」というような原因が見付かるかもしれません。

また、「心身が疲れている」ということが原因の場合は、「残業が続いており寝不足である」というような原因が見付かるかもしれません。

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モチベーションが下がる原因に対しての解決策を考える

モチベーションのコントロール方法の3つ目のステップは、「モチベーションが下がる原因に対しての解決策を考える」ことです。

モチベーションが下がってしまった根本の原因を理解することができたら、具体的な解決方法について考えます。

モチベーションが下がってしまう原因が「仕事内容への不満」で、モチベーションが下がる原因を深掘りしたところ「仕事内容が自分のレベルに合っていないと感じ、達成感がない」という場合、解決策として「上司や人事との面談時に、自分のキャリアプランや思いを伝える」「業務報告シートや自己評価シートにこれまでの成果を記載し、自分の能力をアピールする」「与えられている仕事に対し、自身でより高い目標を設定する」などが考えられます。

モチベーションが下がってしまう原因が「心身が疲れている」ということで、モチベーションが下がる原因を深掘りしたところ「残業が続いており寝不足である」という場合、解決策として「有給などを利用し十分な休息を取る」「有給などを利用し十分な休息を取る」「上司に業務量を減らすことができないか相談する」「自分自身が行っている無駄な業務はないか考え改善する」などが考えられます。

モチベーションが下がる原因が分かることで、具体的な行動による解決の方法が見えてきます。対処法がわかることで、同じ状況になった際に迅速に対応できるようになり、モチベーションをコントロールできるようになるでしょう。

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セルフモチベーションとセルフマネジメントとの違い

セルフマネジメントとは、英語の「Self-management」が語源で、「自己管理」と直訳されます。

セルフマネジメントは、自分自身の体調や仕事の管理も含め、モチベーションも包括した概念を指します。

セルフモチベーションを身に付けるメリット

セルフモチベーションを身に付けると、自分だけでなく周囲にも良い影響があります。

セルフモチベーションを身に付けるメリットについて確認してみましょう。

セルフモチベーションを身に付けるメリット

  • 仕事の成果が安定する

  • 周囲に良い影響を与える

仕事の成果が安定する

セルフモチベーションを身に付けるメリットとして、「仕事の成果が安定する」ことがあげられます。

セルフモチベーションが身に付くと、仕事へのモチベーションもコントロールできるようになり、安定した成果を出すことができるようになります。

一方、仕事へのモチベーションが低い場合、良い成果を出すことは容易ではありません。

仕事へのモチベーションが高ければ、トラブル等が発生していた場合であっても、意欲的に問題解決に取り組むことができます。

意欲的に仕事に取り組む姿勢は、上司や部下といった社内の人間だけでなく取引先等からも信用を得ることにもつながります。

モチベーションが安定し、仕事の成果が期待できる従業員は、企業にとって貴重な人材となります。

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周囲に良い影響を与える

セルフモチベーションを身に付けるメリットとして、「周囲に良い影響を与える」ことがあげられます。

モチベーションが高い人は明るく前向きで、他の従業員にも前向きな声掛けや行動を取るため、周囲のモチベーションも一緒に引っ張り上げる力があります。

また、マネージャーがセルフモチベーションを身に付けていない場合は、部下が上司の気分に振り回されることが多くなり、大勢の人間が良くない影響を受けてしまうため、注意が必要です。

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セルフモチベーションを高めるためにおすすめの書籍

セルフモチベーションのメカニズムをより深く学ぶことができるおすすめの書籍について確認してみましょう。

セルフモチベーション・マネジメント

延べ2,000社以上の上場企業や中央省庁、10万人以上を指導してきたモチベーショントレーナーである野間健司氏が、企業向けのビジネスモチベーション研修を書籍化したものです。

10万人以上が学んだとされる、ビジネスモチベーションのトレーニング方法が公開されています。

読みながらワークすることで、モチベーションアップのスキルを身に付けることができます。

(参考)「セルフモチベーション・マネジメント」(著:野間健司、出版:朝日新聞出版)

セルフ・モチベーション

小笹芳央氏による、仕事をするうえで重要な「自己モチベーション管理」を、身体を鍛えるような感覚で楽しく行ってみようという書籍です。

小笹氏はモチベーションをテーマとする経営コンサルティング会社を設立し、自身でも人材コンサルタントを努めています。

「一気にやらない」「サボらない」をルールとして、書籍は1項目わずか4ページで構成され、読みやすく取り組みやすい仕様で、自分でモチベーションのコントロールのトレーニングができるようになっています。

(参考)「セルフ・モチベーション」(著:小笹芳央、出版:PHP研究所)

モチベーション3.0

2009年にTEDに「モチベーションに関する驚きの科学」という題材で登壇し、話題になったダニエル・ピンク氏の著書で、経営コンサルタントの大前研一氏が翻訳しています。

ダニエル氏は3種類のモチベーションを解説し、生存を目的とした1.0、信賞必罰に動機づけられた2.0、自分の内面から湧き出るモチベーション3.0と定義されています。

そして、現代の私たちに必要なのはモチベーション3.0だとしています。

自己成長や、興味、好奇心などは生きがいとも言われますが、その生きがいを創造するモチベーションを作るための書籍になっています。

(参考)「モチベーション3.0」(著:ダニエル・ピンク、訳:大前 研一、出版:講談社+α文庫)

セルフモチベーションを自分で上げる方法

自分自身でセルフモチベーションを上げる方法について確認してみましょう。

セルフモチベーションを自分で上げる方法

  • 明確な目標を設定する

  • 目標達成後の自己をイメージする

  • 自分への報酬システムを作る

  • 最悪の状況を一度確認しておく

  • ロールモデルを作り高い意欲を持つ人と行動する

明確な目標を設定する

セルフモチベーションを自分で上げる方法として、「明確な目標を設定する」ことがあげられます。

目標を達成する喜びと、目標達成を周囲に評価してもらえることで、モチベーションは維持されやすくなります。

目標設定にはベーシック法、ベンチマーキング法、SMARTの法則など数多くありますが、共通しているのが「具体的」「数字で計測」「実現可能」「期限」といった項目です。

自分に合った方法で目標設定をしてみると良いでしょう。

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目標達成後の自己をイメージする

セルフモチベーションを自分で上げる方法として、「目標達成後の自己をイメージする」ことがあげられます。

セルフモチベーションの向上には、セルフイメージの高さも大切になります。

目標達成後の自分自身を具体的にイメージすることで、目標に取り組むやる気を得やすくなります。

特に目標を達成したことで、自分にどのような利益がもたらされるのかをイメージすると良いでしょう。

ダイエットやスポーツの分野などではよく用いられる方法ですが、ビジネスの分野でも応用できます。

例えば、「目標を達成しプロジェクトを成功させることができれば、周囲からの信頼度が上がり、次回は自分のやりたかった案を提案することができる」など、具体的に自分の姿を想像します。

内発的動機に働きかけることで、自発的なモチベーション維持ができるようになります。

自分への報酬システムを作る

セルフモチベーションを自分で上げる方法として、「自分への報酬システムを作る」ことがあげられます。

ゴール設定をしたあとは、細かくマイルストーンを設定しておくと良いでしょう。

設定に合わせて自分への報酬システムを組み込むことで、モチベーションが維持しやすくなります。

例えばダイエットをする場合、エクササイズをして筋肉量が増えたり、体重の変化など自分自身で効果の計測がしやすく、設定した目標に対する報酬が数値として現れやすいです。

一方ビジネスシーンでは、いかに成果を出しても成果に対する報酬はすぐには現れない場合が多くあります。

成果に対する報酬は、最終的には給与や昇給、周囲からの評価としてフィードバックされますが、報酬を得るまでには長い時間が掛かることがあるため、自分で中間目標を設定し、目標が達成できたら自分でご褒美を報酬として与えるようにすると良いでしょう。

例えば「国家資格を取る」と決めた場合に、資格を取得して、職場でそれが評価されるまでには時間が掛かるため、モチベーションを維持するのは大変です。

そのため、模擬テストの結果や1冊参考書を終えたタイミングなどをマイルストーンとして設定しモチベーションを維持するようにしましょう。

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最悪の状況を一度確認しておく

セルフモチベーションを自分で上げる方法として、「最悪の状況を一度確認しておく」ことがあげられます。

何かに挑戦する際は、失敗した場合に起こる事態を紙に書き出し、それぞれの解決策を考えておくと良いでしょう。

最悪の状況を確認するのは、一見モチベーションを下げるように思えますが、一度最悪の状態を想定し代案を用意しておくことで不安を感じづらくなり、モチベーションを維持しやすくなります。

ロールモデルを作り高い意欲を持つ人と行動する

セルフモチベーションを自分で上げる方法として、「ロールモデルを作り高い意欲を持つ人と行動する」ことがあげられます。

社内でロールモデルを見付け、行動を観察し真似することは、モチベーション維持に非常に有効です。

特に、視覚情報は目標達成に強い影響を与えます。

セルフモチベーションも同様に、目標とする人物を設定することで実現しやすくなります。

また、モチベーションの高いメンバーと過ごすことも重要です。

日頃から前向きな人の多い環境に身を置く事で、ネガティブな思考に引っ張られることなく、自然と自分のモチベーションも維持しやすくなります。

▼「ロールモデル」についてさらに詳しく

ロールモデルとは?意味やメリットと女性リーダーの例を解説

セルフモチベーションを企業が上げる方法

企業にとって従業員のモチベーションを高めることは、生産性の向上や、離職率低下につながる大事な施策と言えます。

企業が従業員のセルフモチベーションを高め、組織に定着させるための方法について確認してみましょう。

セルフモチベーションを企業が上げる方法

  • サンクス効果

  • ピグマリオン効果

  • 研修やトレーニングの実施

サンクス効果

セルフモチベーションを企業が上げる方法として、「サンクス効果」があげられます。

サンクス効果とは、従業員の企業への貢献度を評価し、周りが感謝を伝えることで従業員のモチベーションが高まることを指します。

サンクス効果は、シンプルですが効果が高い方法です。

単に「ありがとう」と言うだけでなく、どう評価しているのかを具体的に伝えることで、従業員のやる気の向上や、今後の前向きな行動にもつながります。

特にマネージャークラスの場合は、部下や従業員への声掛け1つで、チームの士気が高まり、成果まで変わってくる可能性があるため、積極的に取り入れるようにしましょう。

褒め上手な上司は部下に直接感謝を伝えるだけでなく、他部署のマネージャーや管理職の前で、自分の部下やチームを具体的に褒めるということをさらりとできるため、褒め上手な上司の下にあるチームは全体の雰囲気も良く、常にチームのモチベーションが高いため、前向きな発言やアイデアが毎日のように出るでしょう。

さらに上司の影響で、従業員同士にも感謝を伝える文化が育ち、お互いの仕事を気持ちよくカバーするため、きちんと休みが取れているにもかかわらず、チーム評価が高いという結果が出るでしょう。

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ピグマリオン効果

セルフモチベーションを企業が上げる方法として、「ピグマリオン効果」があげられます。

ピグマリオン効果とは、第三者からの期待によって、より力を発揮する行動変革を起こすことを指します。

人間は周囲から期待されていると、その期待に応えたいと思うようになります。

これは会社で働く従業員でも同じです。

周囲からの期待と、期待をしっかりと伝えることで、期待に応えたいと思うようになり、仕事へのモチベーションが上がりやすくなります。

ピグマリオン効果は、サンクス効果とあわせて、1on1ミーティングでのフィードバックなどに組み込むことで、より高い効果を得ることができるようになります。

1on1ミーティングとは、上司と従業員が1対1で、定期的に実施する面談のことです。

上司と部下のコミュニケーション頻度が上がると、チームパフォーマンスだけでなく、モチベーションのアップにも効果的です。

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セルフモチベーションを高める研修やトレーニングの実施

セルフモチベーションを企業が上げる方法として、「研修やトレーニングの実施」があげられます。

従業員のセルフモチベーションを高めるには、研修やトレーニングを定期的に組み込むこともおすすめです。

モチベーションを高める方法を教える研修や、目標設定の方法と目標を達成していくための方法を教える研修など、種類もたくさんあります。

研修にはオンラインで完結するものもあり、従業員が自分のペースで参加できるものもあります。

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セルフモチベーションを組織に定着させる方法

アメリカの心理学者であるフレデリック・ハーズバーグ氏が19世紀に発表した「ハーズバーグの二要因理論」では、企業として従業員管理に必要な要素を、「動機付け要因(Motivator Factors)」と「衛生要因(Hygiene Factors)」の2種類に定義しました。

また、動機付けは「達成」「承認」「責任」「昇進」といった4つの要素からなり、仕事へのモチベーション向上に大事な要素となっています。

組織へセルフモチベーションを定着させる最適な方法は、4つのモチベーション要素を人事評価システムに組み込むことです。

現在「OKR」という目標の設定と評価システムが注目されています。

企業の中で適切な目標を設定し、達成していくというサイクルを生み出すことは、最もモチベーション維持に必要な要素だと言えます。

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セルフモチベーションの導入を成功させるために

セルフモチベーションとは、自分自身でやる気をコントロールし、維持し続けることを指し、仕事においても、より良い成果をあげることや、生産性の向上にもつながるため、社会人にとって必要なスキルと言えます。

セルフモチベーションを高めるための、モチベーションアップや維持には、適切な目標設定が欠かせません。

そこで、企業の新しい目標管理や評価システムとして、注目されているのが「OKR」です。

OKRをはじめとし、人事評価や1on1など、セルフモチベーションを高めるために必要な施策を適切に管理し、成功させるためには、管理システムを導入すると良いでしょう。

「HRBrain タレントマネジメント」は、従業員のモチベーションを向上させるための、1on1などのコミュニケーション施策の実施や、OKRなどの目標設定の運用や評価の透明性を高めます。

さらに、従業員のスキルマップや、これまでの実務経験、育成履歴、異動経験、人事評価などの従業員データの管理と合わせて、OKRなどの目標管理、1on1やフィードバックなどの面談履歴などの一元管理も可能です。

HRBrain タレントマネジメントの特徴

  • 検索性と実用性の高い「データベース構築」を実現

運用途中で項目の見直しが発生しても柔軟に対応できるので安心です。

  • 柔軟な権限設定で最適な人材情報管理を

従業員、上司、管理者それぞれで項目単位の権限設定が可能なので、大切な情報を、最適な状態で管理できます。

  • 人材データの見える化も柔軟で簡単に

データベースの自由度の高さや、データの見える化をより簡単に、ダッシュボードの作成も実務運用を想定しています。

▼「タレントマネジメントシステム」についてさらに詳しく

【完全版】タレントマネジメントとは?基本・実践、導入方法まで解説
タレントマネジメントシステムの課題とは? 目的・導入の課題と成功事例まで

▼「タレントマネジメント」お役立ち資料まとめ

【人事担当者必見】タレントマネジメントに関するお役立ち資料まとめ

株式会社HRBrain 中西諒
中西 諒
  • 株式会社HRBrain コンサルティング事業部 組織・⼈事コンサルタント

大学卒業後、組織・人事コンサルタントとして、研修設計/納品、アセスメント設計/納品等、商材開発から納品フロントまで一気通貫でプロジェクトを担当。
各社の評価制度に合わせた評価者研修の設計も担当しており、これまでの支援実績は200社以上。

現在は、HRBrainコンサルティング事業部で組織・人事コンサルタントとして活躍中。人事評価制度設計のコンサルティングに加え、評価者研修/1on1研修/フィードバック研修/キャリアマネジメント研修等、企業の課題に合わせた様々な研修の設計/納品を担っている。

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